裸眼で視力１．５の私ですが、息子は裸眼で０．１以下です…。
小学２年生でメガネを作りましたが、異常なほどに人前でメガネを
かけることに拒否反応を示していました。
どんなに説得しても、学校では頑なにかけない。
それが原因で、大好きだった野球さえもやめました。
家では自発的にメガネをかける。学校や外ではかけない。
映画館やサッカーや観劇の時は、始まる直前にかけて、
終わるとすぐに外す。
学校でからかわれたのがトラウマになって…、ということでもない。
話し合うたび、本当にどうしようもなく私も泣きそうな日々でした。
なぜ説得できないんだろうか、どうして理由を聞き出すことができない
んだろうか、とずっと悩んでいましたが。
そして教室の１番前の席でさえも、黒板の字が見えない状況に
なりました。当の本人も困っていながら、それでも頑なに
メガネはかけたくないと泣いてばかり…。
周りの子でコンタクトを始めたお友達がいたので、
さっそく息子もコンタクトを作ってもらうことにしました。
まずはコンタクトを装着できる目の状態かをチェック。
それから、自分でつけ外しができるか、何度も練習して
そこで初めて処方してもらえます。
病院で何度も練習し、どうにか自分でつけ外しができ、
ＯＫをもらえました。あぁ、良かった…。
で、今日から学校へ。
まだ慣れないこともあって、装着するのに約１時間かかりました。
「見えすぎるくらい」と言う息子の言葉に、
それって人生が大きく変わるくらいの出来事なんだろうな、と。
裸眼で１．５の母にはあまりピンとこない話ではありますが。
たぶん彼にとっては、これから長いコンタクト生活の始まり。
鏡の前で必死になって装着してる姿が、そのうち懐かしい記憶と
なって残っていくのかな。
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