水色ブログ。

水色をこよなく愛してます。
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好きなモノ&好きなコトをつぶやくブログ。

『きつねのホイティ』 作・絵:シビル・ウェッタシンハ

2006年12月17日 | 今日の絵本。
作・絵: シビル・ウェッタシンハ
訳: 松岡 享子
出版社: 福音館書店

ごちそうが食べたい一心で、人間に変装してやってきたきつね。
それを知っていながら、だまされたふりをする村人たちとのやりとりを
ユーモラスに描いたスリランカの絵本。


          


   息子が図書館で選んだ絵本です。

   昨日、初めて読んであげましたが、面白くて気に入ったようです。

   スリランカのお話ですが、まず最初に彼が驚いて聞いてきたのは、

   「どうして手でごはんを食べてるの?」ということ。

   不思議に思ったんだろうなぁ~。

   
   ストーリーも、きつねのホイティがすごく可笑しくて、

   リズミカルに歌ったり踊ったりします。読みながら、私も

   適当にメロディーをつけながら読むと、息子もケラケラ笑ってました。


   そして、今夜もリクエスト。

   ホイティのリズミカルな歌、今夜も適当なメロディーで。

   適当なので、昨夜とは違う。読んでる私までなんだか楽しくなりました



「999ひきの きょうだいのおひっこし」 文・木村研 絵・村上康成

2006年07月21日 | 今日の絵本。
書店で見つけて、これはきっと喜びそうだな~、と目をつけてました。
タイトルからして興味を持ちそうな感じ。
息子に帰って話してみると、思ったとおり食いついてきた。
それから毎日のように「999ひきのかえるは?」と聞くように。

やっと今日買ってきて、寝る前に読んであげました。

息子は大笑い!

久々の大ヒットでした。

あらすじは、
かえるのおかあさんが999コのたまごを産んで、
999ひきのおたまじゃくしになりました。やがて999ひきの
かえるになりましたが、池がとても狭くなったので、もう少し広い
池へお引越しをすることになります。池の外には危険がいっぱい
待ち受けているのですが・・・。
              といった感じ。

999ひきという、この大胆な数が面白い。
息子は最初のページで、「おかあさんが999ひきのたまごをうみました」
という所から、ケラケラ笑っていました。

またお気に入りの1冊が増えたようです。


     






『ずいとんさん』

2006年06月11日 | 今日の絵本。
こどものとも傑作集、
   日本の昔話 『ずいとんさん』 日野十成・再話
                      斉藤隆夫・絵   です。

たくさんあるこどものとも傑作集の中でも、これが息子の一番のお気に入り。
最初に読んであげた時は、本当にお腹がよじれるんじゃないかと思うほどに
大笑いして聞いてました。

 1人で留守番をしていた小僧のずいとん。お経をあげてると、どこからか
 「ずーいとん、ずーいとん」と呼ぶ声が。最初は不思議に思っていたけれど
 その声は1匹のきつねが、扉に背を向け上から下へこすりつけ「ずーい」
 そして頭で「とん」と音を出していたのです。ここから、ずいとんさんとの
 知恵くらべの始まり・・・。

息子はきつねが「ずーいとん、ずーいとん」と音を立てるところや、次に
きつねが頭で「とん」としようとする瞬間に、ずいとんがサッと扉を開けて
きつねが後ろ向きにすってんころりん!となるところに大笑い

こういう素朴な昔ばなしで、心底笑ってる子供の姿を見るとホントに幸せです

ぜひぜひオススメの絵本ですよ


「おおきなもののすきなおうさま」安野光雅/作・絵

2006年04月14日 | 今日の絵本。
私の大好きな作家さん、安野光雅さん!
学生時代にデパートで「安野光雅展」がありまして、その時に
購入した画集をず~っと大切に持っていたんですね。

息子が2歳くらいの時、この画集を見せるとすごく喜ぶので
いつも寝る前に見せていました。
その中に「おおきなもののすきなおうさま」の絵が数枚あって
適当に物語を作って、お話ししてあげてた思い出があります。

その後、ネットでこの絵本を見つけてさっそく購入
それからは毎晩のように読んであげました。

タイトルのとおり、
おうさまは大きなものが大好き。頭にかぶる帽子も、ベッドも
食事の時に使うフォークやナイフまで、とにかくすべてが大きい
巨大なチョコレートを食べて虫歯になり、その歯を抜くペンチも巨大です。
おおきな鉢植えにチューリップの球根を1つだけ植え、巨大なチューリップ
が咲くのを待っているのです。やがて春が来て…。

安野さんの絵がとても可愛いです。話も子供には面白かったようです。
画集には他にも色々な絵が載っていて、絵を眺めるだけでも空想のお話は
膨らんでいきます。




「かえるくんはかなしい」マックス・ベルジュイス 作・絵

2006年03月30日 | 今日の絵本。
今日の絵本は、

   「かえるくんはかなしい」 マックス・ベルジュイス 作・絵  です。

悲しそうにしているかえるくんを
おともだちはとても心配します。
話しかけたり、笑わそうとしたり
するのですが、それでもかえるくんは
悲しそうなままです。

そこで、おともだちのねずみくんが
バイオリンで美しい曲を弾くと
かえるくんがオイオイと泣き出しました。

でも、それから段々とかえるくんに笑顔が
戻り、やがて仲間たちが集まってきて
楽しそうに歌ったり踊ったり・・・。

最後に「どうして悲しそうだったの?」という問いに、
かえるくんはこう答えました。

「そんなときもあるさ」


誰にでも無性に悲しくなる時がある。
そんな時は、励まされたり笑わされたりするよりも
いっそ、泣いてしまった方が心がスッキリするんだと思う。

雨が降った後に、空がすっきりと晴れわたるような…。
人の心も一緒なのかもしれないなぁ。


「11ぴきのねこ」シリーズ!!

2006年03月28日 | 今日の絵本。
私も息子も大のお気に入り

 「11ぴきのねこ」 馬場のぼる・作

いつも絵本は図書館で借りているのですが、
この本を見つけて、子供の時に読んでたなぁと
懐かしくなり、借りることにしました。

読んでみて…相当におもしろい
息子は大笑いでした。
あんまりにも喜ぶもんだから、読んでる私も
おかしくなってしまいました。

あらためて読むと、この11ぴきのキャラが
すごくいいんですね~。リーダー格のとらねこたいしょうを
筆頭に、このねこたち、ちっともおりこうさんじゃない。
それなのに、ちっとも憎めない。息子共々、すっかりファンに
なってしまました。

図書館ですべて借りて読んだのですが、
これから全部買って揃えるつもりです。

出版社のサイトにてぬいぐるみやかるたまで
買ってしまいました。かるたはなかなかオススメです。


「月にあいにいったアギサ」&「どうながのプレッツエル」

2006年03月27日 | 今日の絵本。
今夜の読み聞かせ絵本は、


「月にあいにいったアギサ」 
伊藤比呂美・文 斎藤隆夫・絵
              
「どうながのプレッツエル」 マーガレット・レイ・文 H.A.レイ・絵

「月にあいにいったアギサ」はパプアニューギニアの民話です。

 月の正体を確かめるために、アギサは厳しい旅に出かけます。
 ハチや蛇に襲われたりしながら、ようやく辿り着いた場所で、
 アギサは月の正体を知るのです。月が細かったり、太かったり
 丸くなったりするのは、人間が生まれ、大きくなって、年老いていく
 のと同じことなのだ、ということを。息子には少し難解だったようで、
 彼の読み終わったあとのつぶやきは、
 「なんで、みんなパンツ1枚なの?」でした。


「どうながのプレッツエル」はとても可愛いダックスフントの話です。

 飛び抜けて胴の長いプレッツエルは、コンテストでも優勝して
 大得意でした。小さなダックスフントのグレタに恋をするのですが、
 グレタが「胴長はきらいよ」と言って相手にしてくれません。
 それでもプレッツエルはいつもグレタを見守っていて、ある時
 穴に落ちたグレタを助けます。そこでプレッツエルは彼女にプロポーズ。
 胴が長かったおかげで、穴から助け出すことができたプレッツエルに
 グレタはこう言います、

 「あなたが、どうながだから けっこんするんじゃないのよ!」

 それから2人はめでたくゴールイン 可愛い赤ちゃんが産まれます。

 イラストも可愛いし、素敵なお話でした。

「こもものともだち」&「かばくんのふね」

2006年03月26日 | 今日の絵本。
今夜の絵本は、

   「こもものともだち」 こいでやすこ・さく
               
   「かばくんのふね」岸田衿子・作/ 中谷千代子・絵

「こもものともだち」はもぐらのこももちゃんが春になり、穴から外へでて
新しいお友達を探すお話です。いろんな動物とお友達になろうとするのですが、
なかなか一緒に遊ぶことができません。最後は同じもぐらのザックくんと
出会い、やがて結婚して幸せに暮らしました…。

こいでやすこさんは、「きつねのきっこ」ちゃんシリーズの作家さんです。
今回のイラストは色鉛筆で書いたような優しいタッチで、可愛いかったです。

「かばくんのふね」は動物園に雨が降り、それが洪水になってしまうお話です。
色んな動物が自分たちの子供を助けるために、かばくんの背中にどんどん乗せて
いきます。最後はみんな安全な場所にたどり着き、雨が上がり、動物園は元どおり。
かばくんは、いつもの平穏な日々を過ごす。あぁ眠たい眠たい。

とってもシンプルなお話でしたが、文のテンポが良くて
楽しく読めました。イラストがいい味出してました。