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日常的にロンドン

ロンドンでの日常的な毎日やイベント情報と
大好きなヨーロッパの気ままな旅日記。
+独断で食べ歩き、レストラン情報も!

Mont Saint-Michel へ!

2009年06月20日 | 旅日記-フランス編-
今回のフランス旅行のハイライト、Mont Saint-Michel へ行ってきました。

最初は自力で行こうと思い電車の時間とかバスとのつなぎとか色々調べてみました。
朝早いのは一向に構わないけど乗り継ぎとか結構タイトで大変そう。
自分の方向音痴を自覚しているので バス停がわからずバス乗り過ごしたらやばい、
とか不安がいっぱい。しかもTGVの料金、意外と高くて。。。
コレならツアーで行ってもあまり変わらない。しかも安心つき。というわけでバスツアーに決定~
ヨーロッパ現地発 日本語ツアー『みゅぅ』で申し込みました。
代金ユーロでカード払い、後日銀行からポンドで引き落としなわけですが金額がほとんど一緒
ポンド早く回復して~~!このレートじゃユーロ圏旅行が辛い・・・

>
↑クリックで大きくなるよ♪ たくさん写真を撮ったけど最高の1枚はこれ!
そりゃーもう。晴れ女ですからこんなにいい天気なわけですよ
最初どんより曇り空で心配したけどついたらこのとおり青空

この岩山はもともとはモン・トンブ(墓の山)と呼ばれる聖地だった。
708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルから
「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受ける。
2度、同じ夢を見てもオベールは悪魔の悪戯だと思い信じなかった。
ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、
オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。
翌朝オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、
ここに至ってお告げが本物であると確信し ここに礼拝堂を作ったのが始まりである。
                                        以上、wikipediaより。
 ガイドさんも
 そう言いました。
 バスの中で。
 額に穴・・・ 
 でもその後
 18年
 生きたって
 ←
 その時の様子。
 
 顔のない
 ミカエルが
 怖い
 左手が額に
 置かれてます。
 




 

上に建つ修道院までお店であふれた狭い道を登っていきます。
 
すごい人~って思ったけどガイドさんいわく、「今日は人が少ない、運がいいですよ!」だって。
事実、この前日もとんでもない人出だったそうです。
“ポラードおばさん”のオムレツ屋。その昔巡礼者のためにおばさんが作っていたという
昔のままのレシピで作られるオムレツ。あわ立てた卵で作られています。
有名なものらしいけど・・・ まぁはっきりいって・・・美味しくなかったです
ちなみにこのツアーについていた昼食は他の店で、でしたが。それは不満でした。
どうせなら“ポラードおばさん”の店で食べたかったのに。
 


修道院内部 淡くあふれる光が綺麗です。
 
修道院の中庭と回廊 
 離れ小島のような場所に
 建っているわけですが
 “その対岸との間に作られた道路によって
 潮流をせき止めることとなり、
 100年間で2mもの砂が堆積してしまった。
 急速な陸地化が進行しており、
 島の間際まで潮がくることは
 滅多になくなりつつあるのだそうです。
 かつての姿を取り戻すべく2009年には
 地続きの道路が取り壊され、
 2010年には代替となる
 新たな橋がかけられることが
 計画されている。”(wikipediaより)  この時渡った道路はもうすぐなくなるのか・・・

モン・サン・ミッシェルまではパリから往復で720kmもあり
その距離は日本でいうと東京ー青森くらいだって! 聞いてビックリでしたが
まぁ、行きも帰りもそれぞれ4時間くらいバスの中だったのだから納得。。。
現地滞在時間が短いのが不満、っていうかどうよ?って思ってたけど
これじゃあ仕方ないし、実際修道院の見学には十分な時間でした。
もっとお店を見たい、とかカフェでまったりしたい、っていうなら不満かも知れないけど。
まぁ、夕暮れ、とか夜景とかは見てみたいけれどそれは泊まらなきゃ無理だしね。

念願のモン・サン・ミッシェル。行けてよかった。
 
 






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グラン・トリアノン

2009年06月13日 | 旅日記-フランス編-
ベルサイユ・シリーズ最後はグラン・トリアノン離宮です。

マリー・アントワネットがらみでプチ・トリアノンの方がかなり有名なので
こっちはなんか、どうでもいいかなって思いがち。(私だけですかね??)
でもこの日は1日たっぷりベルサイユ、と決めた日だったので時間はたっぷり。見てきました。


ピンク色の大理石がかわいい。柱廊をはさんで右翼棟と左翼棟に分かれています。
入り口のある左翼棟から見学をはじめます。。
写真がすごい量になってきたのでここはは控えめに撮りました。気になったところだけ。


鏡の間。 ベルサイユ宮殿の方のに比べると地味だな、と思っちゃう。
  これくらいでも鏡を使ってれば鏡の間なのね・・・。


王の寝室。 ここもやっぱり周りにはたくさんの人が控えていそうな感じ。

 柱廊を通って
 右翼棟へ向かいます。
 ピンクの大理石が
 よく見えます。

 平屋ってところがいいねぇ。
 土地はいっぱいあるから、ね。





 


『音楽の間』ルイ・フィリップ時代にビリヤードの間となった。


『コテルの回廊』
ヴェルサイユの庭園とトリアノン宮の風景画がずらりと飾られている。
絵の作者はアレグラン、マルタン、そしてコテルで、回廊の名はこのコテルに因んでいる。
私が見学した時は奥まで入れなかったので絵は全然見れませんでした。残念~。
手前から写真撮っただけだけど明るくさわやかな雰囲気で綺麗だったな。

長々とベルサイユで引っ張ってきましたが今回でお終いです。
1日たっぷり使って好きなだけ、じっくり。満足いく見学ができました。

ベルサイユ宮殿 公式サイト





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マリー・アントワネットの離宮

2009年06月09日 | 旅日記-フランス編-
前回は時間切れで見学できなかったエリア、
グラン・トリアノンとプチ・トリアノンと王妃の村里を見てきました。

プチ・トリアノン 正面から

ゴテゴテ、豪華すぎでうんざりな宮殿からこちらに来るとだいぶすっきり、落ち着いた感じで
随分普通の生活に(?)近づいてきたように思えます。
お気に入りの廷臣・側近たちしか出入りを許さず、夫である王も招待されなければ
訪れることはできなかったそうです。
格式ばって何事も儀式、儀式といった生活から逃げたかったんでしょうね。
でもそんな生活のツケは大きかったみたいだけど。。。
 
「控えの間」にある肖像画。女流画家ヴィジェ・ブランによる作品で、1783年に描かれたもの。
王妃の寝室。1777年から1789年までこの寝室を使用した。
それ以前はルイ15世の愛妾デュバリー婦人が使用した。

 
小会食の間とアントワネットの内殿。


離宮から出て庭園へ向かいます。こちらは離宮の裏側。

 
さて、本格的に庭園に出てきました。長い道のりです・・・
こちらはベルヴェデーレ(あずま屋)と岩山。・・・岩山ねぇ



さらにまた相当歩きましたよ。なんたって広さは半端じゃないですからね。。。(しつこい?)
やっと見えてきた風景に心癒されました。 

王妃の家(右端)を遠めに。

マルボローの塔

農場。ヤギや牛、鶏などがいました。

ただ写真をズラズラ並べてしまいましたが
宮殿はもういいけど離宮と村里にはもう一度来たいって思います。
次回も天気のいい暖かい日にピクニックがてら、のんびりと。
芝に横になって本を読むのもいいなぁ。。


次回はグラン・トリアノン。そしてベルサイユシリーズ終了予定です~。







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広大な庭園とたくさんの噴水

2009年05月25日 | 旅日記-フランス編-
ゴテゴテ豪華な宮殿に少々うんざりしてきたので 庭園に出る事にしました。
目指す先は前回時間切れで見逃した大・小トリアノンと王妃の田舎風離宮&庭園です。

宮殿を出てみれば目の前に広がるのは・・・遠く端のほうがが霞む広大な庭園!
一番奥まで歩いたらどれくらいかかるんだろう・・・。

庭園はとっても広いのでいくつか目標を定めて進まないとグダグダになりそう。
まずは2つの噴水と、どこかでランチと、列柱廊の木立ちは絶対行こう、と。

ラトンヌの泉水
女神ラトンヌ(レトって言われないとピンとこないわ・・・)はゼウスとの間に
アポロンとアルテミスを産みますが ゼウスには正妻ヘラがいて、コレが大変嫉妬深い。
ヘラは全世界の土地にレトの出産の場を与えることを禁じてしまいます。
ヘラの呪いを恐れてどの町も島も野も山もレトに出産できる場所を貸しませんでした。。
さ迷い歩き疲れ果て、喉の渇きに耐えかねたレトは
近くにあった村の泉で水を飲もうとします。
ところがその村の人々はレトに対して非道な態度で接しました。
さすがに怒ったレトは村人たちをカエルの姿に変えてしまったのでした。
この噴水はその場面をテーマにしています。
水が上がってるので見えないけれど真ん中の女神は2人の幼子を連れてます。

この大噴水ショーが行われるのは夏場のみ、時間も決まっています。
最初宮殿から出た時はちょうど1回目が終わった時間でした。(←12時)
その後庭園を見てまわって帰って来た時に2回目に間に合いました。
実施期間:2009年4月4日(土)ー10月25日(日)の土曜・日曜・祝日
時間:11:00~12:00&15:30~17:30

 そろそろランチの時間です
 ジランドールの木立ち付近の
 カフェでオムレツを食べました。
 腹ペコだったので
 ミックスオムレツを
 頼んだんだけど
 出てきたのは巨大なオムレツ!
 でも美味しかったので
 全部食べちゃいました!
 後から隣に座った夫婦が 
 「それ、何?」って聞いてきて
 同じものを頼んでましたヨ
 ・・・卵3個は使ってるな、コレ。

 
列柱廊の木立ち
何故ここを選び出したかといえば。 柱廊が好きだからっす。
小さな地図で見てさえ、ここには行かねば!と思ったんです。
真ん中の像は何がテーマなんだろう。ネット検索!
(フランス語のサイトの自動翻訳をしたら冥王星がプロセルピーナ女神の拉致うんぬん、って・・・)
なるほどー。ハデスがペルセポネをさらった時の像なのね。

いつも思うけれどあの自動翻訳ってやつはひどすぎる。
あの訳文から意味を想像するのは至難のわざだし・・・。特に長文はもう

 続いてはアポロンの泉水です。
 アポロンの黄金の
 凱旋車が据えられ
 毎朝夜明け前には
 日の出を浴びて
 噴水の波間から出ようとする
 アポロンを見る事ができます。
 ・・・黄金って。
 昔は文句なしに
 金色だったのかしら?
 

 

 
水が出ていないとなんか淋しさが勝ってしまうこの泉水。
どんなに雰囲気変わるのかと楽しみにしていたら・・・ こんな感じで地味でした

 次回はこの道を歩いた先、
 プチ・トリアノンと
 田舎風離宮&庭園です。
 だいぶ疲れてきて
 トラムに乗ろうかとか 
 自転車借りようかとか
 思ったけど もう途中まで
 来ちゃったしね~って事で
 最後まで歩く事に決めた。
 前回サンダルで来て
 後悔したので
 今回はスニーカーだし!
 もうしばらくベルサイユ、
 引っ張りますよ~!









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王と王妃の寝室

2009年05月22日 | 旅日記-フランス編-
ベルサイユ宮殿に戻ります。

 
王の寝室です。        
王は起床の儀・就寝の儀をここで行い、それに出席できる廷臣もごく限られたもので、
貴族達(男性のみ)はその限られた特権(?)を競い合っていたのだそうです。
写真手前の金の柵の外で控えているんだってー。

毎日決まった儀式を延々と繰り返す・・・。
8時30分
主席侍従が王を起こし、起床の儀が始まります。
医師団、王族、王のお気に入りなど、この特権を与えられた人々が
王の寝室、金の柵の前に大集合~。 

洗顔、整髪、(2日に1度の割で)髭剃りをします。
次は王の寝室付き侍従及び衣装係りが入室し身支度を整えます。
起床の儀に参列できるのは国の最重要人物にのみ限られ、その数は通常約100人だって!



23時30分 朝とは反対の順番で就寝の儀・・。

コレを毎日・・・!
・・・お疲れ様です。



こちらは王妃の寝室。
ルイ14世の王妃以降の歴代王妃がこの部屋を使い、何人ものフランス王子がここで生まれました。
当時、ヴェルサイユでは公開出産が行われていたことは有名ですよね。
公開出産は間違いなく王妃の生んだ子供を王位継承者にするための処置だったそうです。
でもさー父親は確かなのか・・・間違いなく、ってわからなくない??
王妃様が浮気してたらそれでお終いじゃん~~~。
しかし手前の椅子にずらっと並んで座って 産みの苦しみに耐える王妃を
じーっと見ている家臣たちの図を想像するとちょっと、いやかなり怖い。


私は乙女チックな柄ものが大の苦手です。(特に小花模様に怖気が。。)
この部屋の様な小花柄の壁紙やらベッドリネンやらに囲まれたら1日でうんざりしてしまう・・・
某ローラ・アシュレイとか某キャス・キッドソンとか、まったく無理だす。。
本物のお花は大好きですけれどもねー。


まぁ、本当にもうこの豪華絢爛さにうんざり。
お次は表に出て青空の下の広大な庭園でお散歩です! 








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