日常的にロンドン

ロンドンでの日常的な毎日やイベント情報と
大好きなヨーロッパの気ままな旅日記。
+独断で食べ歩き、レストラン情報も!

1日目-アテネ到着(怒)-

2006年09月11日 | 旅日記-ギリシャ編2-
いよいよ出発です。
ちょっと前にBAからわざわざメールが来た。2時間半前に空港に着くように、って。
EU内、いつもなら1時間もあれば十分なんだけど。
でもこの前のテロの影響でセキュリティーが厳しいらしいんで。。

液体ものは手荷物一切禁止。化粧品類もだめ。
これって結構きついよ。リップクリームもだめだった。(液体じゃないよ?)
でも結局人もあまりいなからあっという間に中に入れちゃってさ、
時間あまっちゃってあまっちゃって本当にまいりました。


飛行機の中では隣に座ったアテネに住んでいると言う香港人の女の子とずっと話していました。
日本語教えてあげる代わりにギリシャ語のレッスンをしてくれたよ。
残念ながらさっぱりわからなかったけど・・・。

いい子だったな~。
そのうちにアテネ到着♪ 


しかし待てど暮らせどマイ・スーツケースが出てこなーーい。
私のおニューのスーツケースはまだなの??
胸中は真っ暗。あぁ…、ロストラゲッジなの?まさかね?


『はーい。ちょっと待ってね。あれ?あなたの荷物はまだロンドンでーす。』
・・・そんなバカな。
アテネのホテルの住所、ミコノスのの。サントリーニのの。聞かれた。
おい、いつ届ける気なわけ?! 『う~ん、わからないよ。』・・ぶち切れ。

「ざけんなよ~!!
BAアテネ行き、1日何便もあるの知ってんだよ!そっちの一方的なミスだろ!!
届けろ、今すぐに届けろ。いや今すぐ送れって言え~~~!!」

お兄さん、ごめんなさい。あなたは悪くない、なぁんにも。
でも荷物なしで旅行はじめられないのよぅ。
だってセキュリティー強化のせいでなんじゃ、これ?ってな手荷物しかないのよ?
どうしてくれるのよ??

結局この先泊まるホテルの住所をすべて渡してこの場は退散。
相当時間を無駄にしてしまいました。
本当は夜遅くなる前にリカビドスの丘へでも行ってみようと思ってたけど無理。

空港から市内中心、シンタグマ広場までバスで4ユーロ、40分くらいかな。
メトロだと6ユーロ、おなじく40分くらい。
ただし正確だけどね。渋滞もないし。

泊まるホテルはオモニア広場駅から徒歩1分?最高の立地
バスタブもないし狭いけど値段と相談すれば、まぁ、こんなもんか。充分さ~。

フェリーのチケットもなんも言わないうちに『預かってるよ~』って出してきたし
フロントの対応も充分満足。荷物の事言ったら同情された。。。

8時過ぎてたし荷物がないショックで凹んでたし、で気分はこのまますぐにふて寝。
でもお腹ぺこぺこだったので広場まで出てスーパー見たりして
買出ししました。買ったのはなんかもうめんどくさくて、菓子パン。
美味しかった。

荷物何もないので顔もまともに洗えず。着替えも出来ず。コンタクトは? 
いろいろ考えたら不安で結果あまり眠れませんでした。。。
寝たけどね。





2日目-アテネ-

2006年09月10日 | 旅日記-ギリシャ編2-
さぁ、観光開始!
今日、観光から戻る頃には荷物も届くでしょう…と祈りながら朝食を食べる。

パンにハム、チーズを乗せ、目玉焼きとベーコン、ソーセージ。
トマトときゅうりとオリーブ。朝からモリモリ食べちゃった♪満足♪


部屋に戻って準備をしてフロントに下りたら
私の買ったばっかりのスーツケースが!届いてるじゃん!!
朝方4時に届いたんだって!!やればできんじゃん、BAってば。 壊れてたけど…
っていうかせめて7時過ぎくらいには私にその旨、伝えてよ。フロントの兄さん…

早速部屋にまた戻って着替えて顔洗って歯磨いてすっきりして出発~

まずはホテルから歩いて10分国立考古学博物館へ。
  
黄金のマスクやら金細工がとても目を引く。
最初、写真がいけないのかと思っていたのでそれらの写真なし。フラッシュがだめなだけでした。

   
ポセイドンの像(左、真中)アフロディーテと牧神パンとエロスの像(右)
なんかたくさん写真撮っちゃうけど後で見るといまいちだなぁ(苦笑

  

1時間半くらいゆっくりみた後はよいよアクロポリスへ!
メトロの24時間チケット(3ユーロ!安い!ロンドンとは大違い)を買って
初メトロ。1号線(緑)2号線(赤)3号線(青)と色分けされててとてもわかりやすかった。
迷う心配はまったくなし! この他にもトラムやサバービアンラインもありました。

メトロ、アクロポリ駅から向かおうと思ってたけどホテルのお兄さんのお薦めで
モナスティラキ駅からプラカ地区を抜けて行く道を選択。

・・・初日ですから、街歩き。迷いまくり。
もともと地図が読めない女ですから。
ヒーヒー言いながらやっとアクロポリスをまわる起点までたどり着いた。
ここまでも結構な坂。そして見上げるとさらにドー--ンと上がっていく道。。。

頑張って登ったわよ、当然。ヒーヒーハーハ-。半分くらい?登りきったところで
(控えめに言っても)ブハッーーって息を吐いたらそこにいた年配のおぢさんに
『蒸気機関車みたいだったよ』って笑われた~。
私はゼーゼー言ってて笑えなかったよ

はい、あと半分。 着いた、着いた!!

 

 
すごーい。圧巻!青い空をバックにパルテノン神殿が!!
どこから見ても修復中だろうと気にするものか。
あぁ、ついにここまでやってきたのね。いつかはアクロポリス、って思ってから長かった。
感動! チケットは12ユーロ。いろいろと共通券なんで捨ててはいけません。


 
エレクテイオン神殿南側の露台を支える6人のカリアテッド(乙女像石像、写真右)はレプリカ。
本物はすぐ近くのアクポリス博物館にありました。

 
ヘロド・アティクス音楽堂 1951年に修復され現在はアテネ・フェスティバルの会場。

今回結構気になったのは修復が・・・仕方ないんですけどね。
あまりにも綺麗に修復されすぎで味がないっていうか…

なんか博物館の展示品でさえこれ、レプリカ?って疑っちゃう。。
実際しっかり修復してあるもの多かったしね。

しかしアクロポリスは危険です。
大理石がもう、ツルッツル。私も何度もこけました。
階段とかで滑るとマジで危ない。
年配の人たちも多いのに…。たくさんの人が転びそうになったりしてました。
おばあちゃんとか平気なのかな?? 心配しちゃうよ。

しっかり満喫した後は下へ降りて古代アゴラへ向かいます。
こっちが先で後にアクロポリスに来るとわかりやすかったかも。

はい、もうお約束で迷いまくり。
すぐそこに見えていてもがけっぷちで降りれなかったりそもそも道間違えてたり…
アップダウンが加わる上に炎天下。さらに空腹。のどの渇き。
行き倒れるかと思った・・・。
行ったり来たり迷った末にやっと入り口が見えた!
しかし素通りしてカフェを探し、見つけて一休み。水、一気飲みし、コーラも注文。
サラダとスパゲッティでやっと生き返った!!!

さて、戻って共通券で入場。すごい広かったから・・疲れてたしちゃんと全部端までは見れなかったなぁ。
 
左・・アギイ・アポストリ教会
右・・ヘファイストスの神殿


左・・アタロスの柱廊。古代ギリシャの遺跡の中でただ1つ完全に修復された建物だって。
右・・対照的に手付かずに放置されている遺跡。

疲れたとはいっても大好きな崩れた遺跡がたくさん。
随分フラフラしました。7時まで、だったけど少し過ぎてたんじゃないかな。

この後は夜景を見にリカビトスの丘へ向かう。
でもまだ日が落ちてないのでプラカ地区をウィンドウショッピング。
昼間アクロポリスに行く前に冷やかしたアテネ一だというショッピングストリート、
エルムー通りとは全然違う雰囲気。あそこはつまらなかったもん。
どこにでもある今時の通りだったしね。

9時くらいまでフラフラ。いいかげん暗くなったし丘へ行く事に。
メトロ、エヴァンゲリモス駅から歩き始めたら(ケーブルカー乗り場まで、よ。)
またしてもすっごい階段が目の前に。
ケーブルカー乗り場に行くまでがすでに大変な階段!
どうせなら下まで作りなよ~~??何て中途半端な。。。


今日は受難の日だ。頑張りました。またしても蒸気機関車状態。
普段の運動不足が祟るねぇ~。

 
見て!この疲れきった情けない顔を・・

ケーブルカーは往復2ユーロ。10分ごとの運行、夜中過ぎまで動いてるので心配なし

すっごい景色!!
360度見渡せる夜景は綺麗の一言!言葉を失います。
びっしりと埋め尽れるたくさんの光。光。光。
目で見たまんま写真にできないのが残念!
立派なカメラがあればもう少しは綺麗に撮れるのになぁ、と・・

頑張って来た甲斐がありました。絶対見るべき、ここの夜景・・!!


あぁ、この写真じゃ伝わらないね。これでも夜景モードで撮ったんだけどなぁ。
右の写真の真中にボケッと写ってるのはアクロポリスなんだけど。。これは遠すぎ。

いや、是非、ご自分の目で見てくださいね!

離れがたくてかなりここにいたけど夜道は危ないかも。
そろそろ帰らないとね。ちょっと怖かったけど無事、ホテルにたどり着きました。
長い、充実した1日が終わりました。

3日目は5時起きでピレウスからミコノスへ向かいます。

3日目-ミコノス-

2006年09月09日 | 旅日記-ギリシャ編2-
07:15ピレウス発のHELLENIC SEAWAY社のハイスピード4にてミコノスへ出発です。
出航の30,40分前には港に着いているように、って言われてたんで
移動手段をどうしよう、って考えてた。しかも港のどのゲートから目的の船が
出るのかわかりにくいので気をつけるように、とも。つまりかなり時間に余裕を持って行けって事だった。

6時半前には確実に着いていたい。もう少し前の方がいいかな?とか。
キャブで行かないといけない?朝早すぎでメトロは無理かと思ったし。。

聞いてみたらメトロは始発の朝5時半からいきなり10分間隔で走り出すんだって。
(すごいよね?普通最初は1時間に2本とかじゃない?)
そしてピレウスはオモニア駅から8駅目、約20分。結局5時半起きで6時に駅を出発したけど全然OK!

着いてみたら…  誰?わかりずらいって言ったの。駅出てほぼ目の前に
ドデーンとでっかく赤いVODAFONEのロゴを背負った船体が見えてるジャン。
 
チケット取ったときに船の見てくれは確認済み。間違いようもなく。
いやしかしでっかくてびっくり。これなら少々天気悪くてもびくともしないでしょうね。

もっとぎりぎりに着いても大丈夫そう。
キャビンもシートもゆったり快適です。ちなみにエコノミー席。
(アーリーブッキング&ラウンドトリップで割引あり。ここで取るのが1番安いかな?)

中ではハンバーガーやホットドックなんかも売ってます。4ユーロくらい。
ハンバーガー頼んだらパニーニのようにつぶれて出てきた。笑った。
相当混むので買うのなら早めに。

時間どおりの出航です。
 

左・・シロス島。結構たくさん乗り降りがある。
右・・ティノス島。同じく。船の上からじゃどの島もかわらないよね~。
しかし4時間はやはり退屈だ。デッキは後部に少しあるだけだし。
船、上のデッキにはどうやらVIPチケットホルダーしか行けないみたい。差別だ。。

予定より15分も早く着いた!驚き!まだホテルからのお迎えが着いてなくて待つ事に。

ホテル到着!今回1番奮発したホテルです。楽しみ
 
部屋はソファーもある広いツインのシングルユース(シングルないみたい?)
綺麗だし、バスタブもあるし(重要)正解!!
ちょっと街までは歩けないけどシャトルバスサービスがあるんでまぁ、OKでしょう。
半端な時間なので6時のシャトルバスまではプールでまったりすることにした。
バスタオルもプール用に貸してくれるし、プールサイドのバーもまぁまぁ。

さていよいよ街へ!!北のバス停がシャトルバスの拠点です。
うわぁ~白い、白い家がたくさんだ。ギリシャの島々のイメージそのもの…
 
街は迷路みたい。地図なしで入ったら迷うでしょうね。特に私は方向音痴だからね。
夢中で写真撮りまくりました。どこを見てもフォトジェニックなんだもの。
まずは教会赤い屋根 青い屋根そして…白い屋根
  
カト・ミリの風車
 


日が傾いてきたんでいい席確保して夕日を見るために早めにレストランへ。
初日のこの日はべネツィアン・ポートに面したタベルナ、「Alefkandra」に入りました。
波打ち際。完璧な立地。



暮れていく様子を・・・
   

ポークスブラキとサラダを赤ワインと共に頂きました。
美味しかった~。 食後はグリークコーヒーでしめ。

その後10時のシャトルバスでホテルへ帰るまで街をもう一度ふらついて夜の街を撮影会。

  

さぁて、明日はビーチめぐりだ。帰って寝ようっと。

4日目-ミコノス、ビーチ-

2006年09月08日 | 旅日記-ギリシャ編2-
4日目はゆっくり起きてしっかり朝食を食べてビーチめぐりに行く事にした。
砂まみれになるしトイレ事情がよくないからビーチは好きじゃないんだけど折角だしね。
(そういうわけで立派なプール付きのホテルが第一条件だったりする)
まぁ行くだけ行ってみようかな、と。

ホテルのシャトルバス開始は10時。ちょっと遅いんだよね。しかも2時間に1本だし。
後々かなり不便でした。せめて1時間に1本なら随分違うのに。
私は車の免許も原付の免許も持ってないから今回移動には相当苦労しました。。。

遠浅でいい雰囲気、と薦められてたプラティス・ヤロスビーチにまず行ってみる。
北のバス停付近でシャトルバスを降りてから街を突っ切って南のバス停まで行き
そこからバスで10~15分くらいだったかな。片道1、1ユーロ。



う~ん。遠浅ってのに過剰な期待を持っていた事が判明。
前に知人に見せてもらったAruba(カリブ海)の写真のイメージが強かったのだろう。
ここのどこが遠浅なわけぇ??とか感じてしまった私。
実際は充分遠浅?なのかもしれないけど。。
しかも波打ち際海草とか流れててちょっと汚い。。
なんかSTAYする気にならずそのまま今度はボート(片道4ユーロ)で
ヌーディスト・ビーチとして有名なパラダイス・ビーチへ向かいました。
ヌーディスト・ビーチとはいっても普通に水着着てる人もいっぱいいるって情報だったし。
ちなみに私は例えトップレスであろうと絶対なりません。
…紐外して背面焼きしててうっかり起きちゃってポロッとやった事はあるけど。


 
左)ボートでパラダイス・ビーチへ向かう途中寄ったビーチ。名前忘れた。。
右)パラダイス・ビーチ

ここで発覚!船乗る前にサングラス落としたみたい。ショック!!

ビーチには時間が早い(?)せいかあまり人がいない。ヌードの人なんて1人も。
海はすごく綺麗!なかなかの透明度。満足。砂浜じゃなくて小石の浜だし♪♪
ちなみにプラティス・ヤロスは砂浜だった。

パラソル+サンベッド2つで8ユーロ。
2つもいらないしどうしよう、ってことで代わりに浮かぶやつ(名前なんていうのかな?)
買ってそれに寝てた。

↑これ、これ。真中の物体、私ですから。。ところがこれ、超寝心地悪い!!
サンベッドも1つでも借りられる事がわかり(考えてみれば当たり前!)
結局借りた。。そしてこいつは強い風が吹く中ただの邪魔者となったのだった。。
帰りには捨てられる運命の。そういう人他にもいました(笑

4時くらいまで寝てたけどヌードの人1人も見なかった。よかった。。
まじ、見たくないもん。(なら他へ行け、とか言わない、そこの人!)

しかし段々混んでくるのよね。
若者が夕方以降うじゃうじゃやってくるんでしょうね。
夜にはビーチサイドのクラブと化すのでしょう。すでに大音量で音楽が鳴り始めてました。
おばちゃんは出先では夜遊びしない性質なんでさっさと帰りますよぅ。

お立ち台(?)で踊りはじめるおねぃちゃん'S
踊りっぷり動画でお見せできないのが残念です


ホテルに帰ってシャワーを浴びて着替えたいところだけどそんなことしたら
2時間のタイムロス。仕方なくそのままで街で夕食。。私的にかなり辛い。

この日はガイドブックに載っていた「Eva's Garden」を探し出して入りました。

 
左)正面入り口
右)裏側のガーデン席

ガーデン席でオクトパス、エヴァサラダ、トマト・ゲミスタ。美味しかった~!!
それとグラスで白ワイン(これは失敗!私にはドライすぎて全部飲めなかった・・)
食事にお金使いすぎ。

食べながら外眺めてるとすぐそこで皆が写真撮ってる。まるで撮影会。
気になったので私も行ってついでに撮ってきた

      
うん、たしかにギリシャっぽいね。

その後ペリカンを探してうろつき見事遭遇レストランエリアまでも入ってくるのね。

 


10時のお迎えバスまで時間が余ったしこの日は強風で外が寒かったので
バス停付近のバーに入ってアイスコーヒー(フラッペと呼ばれている)を飲んだ。
ギリシャに来て以来これが大のお気に入り!
是非お試しください~。


翌日ははデロス島へ。




5日目-デロス島-

2006年09月07日 | 旅日記-ギリシャ編2-
5日目は念願のデロス島めぐり。
太陽神アポロンと月の女神アルテミスの双子の兄妹誕生の聖地。
古代エーゲ海の中心として栄え遺跡も多い。

・・写真で見ていただけでも崩れかけた遺跡に萌えていたの。
今、この目で見て、触れる為にそこへ行きます・・!!

11時にミコノス・タウン デロス島行きボート乗り場から出発。所要役30分。
船は当然だけど今までのに比べてすごい小さい。。
げ。なんなの?このありえないくらいの揺れ!!
て、転覆しそうな勢い!!怖いんですけど、とっっっても。

必死で涼しい顔を作って(引きつってたかも?)なんとかしのぐ。。

 
左)船の中から上陸前に1枚
右)はるか上方にキントス山天辺が。

聖なる港にボートが着く前から目の前の遺跡に軽くトリップ

5ユーロ払って入場。ボートは次が1時半、最終便は3時だって。はやっ(!)
地図をもらったので広げたら強風で吹き飛ばされた。
慌てて追いかけて拾う。これ以降は自分の本を見てました。
いやー遮るもんがないぶん風の影響はかなりのもんです。

どうしようかと思ったけど体力のあるうちにキントス山に登る事にしました。

 
途中右手に古代の住居跡を見ながらひたすら登る。。。くそ、辛い。

  

足場(写真左)は余りよくない。危ない。しかも吹き付ける強風で身体がよろめく。
それでも頑張りヘルメスの家やイルカの家を過ぎてさらにどんどん上がっていく。
まじで途中で引き返そうかと思った。
他の皆は反対側のアポロンの聖域から見てるらしく人もあまりいなくて…心細い。

私がここで例え落ちても誰もいないから気がつかないのね、とか思ったりして。。


やっと、着いた♪♪キントス山頂上です。
 
左)そこここになにやら石が積んである。ついお墓を連想してしまいちょっといやな感覚。。
右)聖なる港や彼方の(下の)遺跡。ちょっとわかりづらいけどあまり乗り出すと怖くて。。

きつかったけど素晴らしい眺め。
遺跡を含め島全体を下に見下ろせばつかの間神々の気分??!
風ゴーゴー吹く中折角登ってきたんだから、と 一休みして日記を書いてみる。

ここは世界遺産。吹きっさらしだし強い太陽の日差しからも守るものは何もない。
今後いかに現状を保存していくか考えさせられるね。

そろそろ降りよう。
仮面の家、劇場跡を見てさっき横手に見ながら登ってきた居住区跡地へ降りていく。

劇場跡。ステージ部分と所々階段らしき跡が。。今回1番胸にぐっと来るものがあった場所

 



入り口、チケット売り場をはさんで反対側のアポロンの聖域へ行く。
やっぱ普通と反対のルートだったみたい。
でもそうやってまわったら絶対山登らなかったと思うので私にはこれで正解!
 

  
デロス島のシンボル、ライオンの像。本物は博物館の中。外にはレプリカ。


  

聖なる湖を探したんだけどないなぁ、と思ったら完璧に枯れて(干上がって?)いました。
これじゃわかるわけないなぁと思いつつ疲れたので島で唯一のしょぼいカフェで昼食。
ハムとチーズのバゲッドサンド。絞りたてオレンジジュース。乾いた身体に染み渡る。。
生き返ったところで博物館見学です。

  

博物館見た後は3時の船が出るギリギリまでにさらに奥のほうまで行ってウロウロしてました。
カラッカラに乾いた不毛の大地。
はい、ビーサン履いた(ビーサンで山登った!無謀)足が真っ黒、いや白い土で真っ白。
・・・超きったない
船着場近くの海際で足ゆすいでたら滑って危うく水の中に落ちるところだった。あぶね~

帰りは風がさらに強くなっていたので船は
まるでジェットコースターのように激しい前後左右の揺れ!!

しかも座った場所が悪かったせいで船が波に逆らって吹き上げる水しぶきでびしょびしょ。
場所変えたくても立てない、動けない。動いたら絶対海に落ちるもん!!
殆ど船の陰になって日陰だから寒い~~~~。

私と年配のご夫婦と若いカップルが水しぶきの餌食でびしょ濡れ。
やっと揺れが収まったころ、つまりミコノスに近づいた頃老夫婦は席を変わり
若いカップルはバスタオルを出して包まっていた。何で持ってんだ?デロスで泳ぐ気だったの?
私は水着に近いような格好だったんそのまま放置で乾かしましたわ。

くたくたに疲れたんでホテルに戻って一休み。おぉ、初シエスタ。
また6時のシャトルバスで食事しに街へ。
この日は「Antonini」に行きました。
昨日のエヴァズガーデンでは夕日は見れなかったけどここではまた満喫

 
またトマト・ゲミスタとやっとありついた大好きなケフテデス(肉団子?ハンバーグだと思ってた。)
今までトルコ風にキョフテ、っていってたから通じなくて?食べれてなかった。
(絶対わかってて意地悪だったんだ。トルコが絡むと意地悪だ。)

グリークコーヒもターキッシュコーヒーも一緒。
ウゾもラクも一緒。。食べ物もかなり似てる。全然違うって言うけど今のところわからない。。
でも長年憎みあってる人達。関係ない立場の人間にはわからない事がきっと沢山。
立ち入りません。。


明日はサントリーニ、ティラ島へ移動だ~~~!!