娘のご縁で黒川のお祭りに行きました。おじいさんがいらっしゃって実直そうなやさしい物言いの方でした。昼食の合間には大おばあさんやおばあさん(奥さん)の遺影を見ながら懐かしむような言葉で話してくださいました。ごちそうになって、お宮に出掛ける前にお部屋に飾ってある、表彰状を見ながら「こういうことをして働いていました」とご自分のことを教えてくださいました。いくつかの賞状を自分の足跡として謙遜しながら誇りを持って・・・・生きていらっしゃった。実に控えめで あたたかかった。
それで私は家に戻ってすぐ しまっていた賞状を飾りました。せっかくいただいた自分の一つ一つの節目のしるしの3枚。人にどう見えるかどうかは その時の私の態度と心のあり方次第だと思う。欲しがったものではなく、下さったものなのだから飾って糧としようと思いました。絶対飾らないはずだったけど、素直に喜び感謝することを教えられました。満開に近い桜の花の色・・・笑顔がそこに似合っていました。私の自然な笑顔が、人の心に残るような生き方をしたい。