どうも、今回の記事では、新日本プロレスのグレート・O・オーカーン選手のコスチュームのことについて述べます。
先週金曜のワールドプロレスリングを見てたら、彼のパンツのケツの部分に旭日旗が描いてあることに気がつきましてね。
いつからこのデザインになったのか詳しく知らないのですが、正直、唖然としましたね。
別に何らかの思想を個々人が持つこと自体は、問題ないと思うのですがね。思想信条の自由というものがあるわけですから。プロレスラーでも佐山聡とか前田日明とかは右翼思想で有名ですね。
ただまあ、よりによって旭日旗かと。旭日旗は、サッカーの国際試合で問題になったことがありましたね。新日本プロレスの試合の場合も海外の人も見るわけですから、新日本は軍国主義を容認しているのか?と思われかねないんじゃないですか。
旭日旗とか菊のマークとか旧日本軍のシンボルは、昔の暴走族も好んでましたねえ。オーカーン選手の場合も、深い意味はないのかもしれませんが。あるいは、彼の所属するユニットが「帝国」を自称しているので大日本帝国のマークを使用した、ということもあり得ますかね。
彼の言動を知る限りでは、別にバリバリの極右・軍国主義者というわけでもなさそうです。しかし、知らなかった、では済まないこともあります。もし、WWEやAEWのレスラーが鉤十字のコスチュームを着ていたら、選手はもちろん団体や放送局も責任を問われるでしょう。
戦争とか軍隊とかってね、非人道的なものなんですよ。なんかの記事で見ましたけどね、旧日本軍の戦没者の6割くらいは餓死だったらしいですよ。
米国の話ですが、ベトナム戦争後、帰還兵のPTSDが問題化しました。生還しても自殺する軍人も少なくないのです。
侵略した側の兵隊ですらこの有様なわけですから、当然ですが侵攻された側の被害はもっと大きいです。
「帝国」を名乗るにしても、日帝に憧れるのはやめとくべきだと思いますね。