S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

研究会終わりました 使ったお道具に色々なぞかけ

2024-05-21 21:06:51 | 道具



簡単な棚薄茶点前
 
お出になる予定の生徒さんが体調不良で
思わぬアクシデントでしたけれど
生徒さんが 1客1亭で出ますと
頼もしいお言葉
毎回 お稽古の時に席入り・問答のお稽古をしているので
難なく サラサラとされました
さすがでした
日々のお稽古 大事ですね
 

 
持ち帰って お道具干しましたので
お釜は支部の釜で 道具はこんな感じでした
 
今回は伊勢物語を想定して
かなりこじつけもありますけれど
 

 
主役の棚は淡々斎好みの唱歌棚
天板地板 升色紙 柱は筆と短冊
 
水指は手塚央さんの紅地黄彩竜紋水指
竜と水はとても関係が深いです
 
水を注ぐときは 半だし
蓋は右手で摘みを持ち 左横 右斜め上 一手で置く
蓋を置くとき手首が曲がらないようにと言われました
 
 

 
茶碗は徳泉さんの東下り 中の見込みに富士山が書いてあります
茶杓は大宗匠の余花
時期遅れに咲く桜を残花
夏至のころから咲く桜を余花
初夏の銘になります
 

 
蓋置は半七の八つ橋  
ここで水生植物
アヤメ・菖蒲は畑でも育ちますけれど
カキツバタは水の中での栽培です
 

 
良く咲いてくれます
 

 
建水は浄益さんの車軸 旅ですね
どうして これを使ったかと 種明かしすれば
 

 
上部が凸凹 柄杓が落ちにくい
お点前で出た方で
柄杓を落とされた方がありました
自己防衛 転ばぬ先の杖という事で
 

 
煙草盆は 橋村萬象さんの鞍馬型
ここで馬 茶碗にも馬 花もムサシアブミ
 

 
干菓子器は瓜
 

 
棗は渡辺喜三郎の太夫棗
素材は松
益田鈍翁さんが考案されて
自宅の松で喜三郎に作らせた数個のうちの一つ
 
蓋が薄いので
二引きで蓋は茶碗とひざの間
拝見の時は棗ではなく茶器
茶器 お茶杓の拝見といったほうが良いと言われました
 
1客1亭の場合 煙草盆・干菓子器は
正客の手を煩わせず亭主が下げても良いとも
 
とりあえず 無事終わりました
出てくださった生徒さん お疲れ様でした

最新の画像もっと見る

コメントを投稿