Happy Life

日々の日記です。

雁足について調べてみると

2011-01-21 13:00:38 | お花、ガーデニング

朝までに10センチほど雪が積もり、久々の銀世界でした。
せっかく道路の雪も融けたけど、また逆戻り。
でもこの青空に雪景色は眩しくて、私は好きです

先日お花のおけいこで使った雁足(がんそく)。
水曜日にブログにちょこっと書きましたが、この植物について調べてみました

ちなみにこれが雁足。(横から)

雁足というより、正しくはイヌガンソクのようです。
ガンソクという名で花材に用いる乾燥素材もありますが、
もう少し柔らかく色も薄いものでした。両方ともシダ植物ではありますが。

一緒にお稽古している方が、ご主人と出かけた際に通りすがりに見つけたらしく
大きなポリ袋にいっぱい持ってきてくれました
山あいの道路脇なんかで見ることがあるそうです。

このままでは何も表情が無く使えないので、少し手を加えます。
霧吹きで湿らすか、手に水をつけて葉を一本ずつ開いていきます。
これを直接水につけたり、湿らせすぎると、しなっとなって使えないそうです
水が少なくても、開いている途中で葉を折ってしまうこともあるらしく、
なんだか聞いているだけで難しい感じでした。
先生は一本ずつ大胆に開いていきました。さすが

開くとこうなります。

葉らしくなりました。

茎の部分も矯めて、曲線を作ることが出来ます。

これは反らせましたが、ねじることもできるそうです。
ここまで出来ると個性が出て、活けても味が出ます。
表裏で色も若干違うので、そこも見せ所です。

ちなみにこれは、イヌガンソクの胞子葉らしく、普通の葉とは別に出てるもののようです。
冬もかれずに残るので、花材として使われるとのこと。
わざと乾燥させたものではないんですね。

今まで全く見たことも聞いたこともなかったんですが、
別に東北しかないというわけではないみたいです。
珍しい花材を一つ覚えました


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