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ゆきどんのやっぱりほでなす生活

他所からのインポート版。ほでなす船長の私生活の過去の記録。自分用の保存版です。

女川へのアクセスが変わります

2015-08-30 14:41:00 | 女川
女川の釣り船を ご利用の皆様 いつも ご贔屓に ありがとう御座います ship ほとんどの方が 石巻方面より 国道 398 号を ご利用になっていると思います。 いままでは 街中の旧道を通っていたと思いますが 今回の復興工事に伴い バイパス方面へ迂回する事になります。


宿浦のセブンイレブンを過ぎて 陸橋の下の信号機のある交差点を右折します。 嵩上げ工事の終わった 398 号 バイパスを通ります。 女川湾が見えてきたら 信号のある T 字路交差点を右折します(この先は いままで通りの道路です) 直進すると女川駅方面に行ってしまいますので 注意して下さいね。 これからも 安全運転で お気を付けて お越し下さいね~ 





霧の中の決意

2015-08-11 09:05:00 | 女川
黒潮は親潮をうつ 親しほは狭霧を立てて 船にせまれり


輪舵を握って ひとり夜の霧に見入る人の 聴くものは何か。

息づまるガスにまかれて 漂躊する者の

無力な海図の背後(うしろ)に指さすところは何か。


方位は公式のみ、 距離はただアラビア数字。

右に緑、 左に紅、 前梢に白、 それが燈火。

積荷の緊縛、 ハッチの蓋、 機関の油、 それが用意。


霧の微粒が強ひる沈黙の重圧。  汽角の抹殺。

小さな操舵室にパイプをくはえて、

今 三点鐘を鳴らさうとする者の手に

あの確信を与へるのは何か。



8 月 9 日  女川きぼうのかね商店街にて 第 24 回 光太郎祭 が催されました。 高村光太郎の奇跡 生涯についての講演や 紀行文などの朗読 ギター演奏 女川潮騒太鼓 轟会による 和太鼓演奏などで 盛り上がりを魅せました  式典のあとは 商店街内のフリースペースにて 懇談会(よーするに呑み会ですね)があり 異常な盛り上がりでしたね(笑) おらは 車なので 寂しくノンアルでしたぁ~ 





なにげない静かな一日

2015-03-11 20:44:00 | 女川
普段通りに起きて いつもと同じ様に朝食を食べ なにげない生活を送っています。 自分は 幸せな方だと思います。 もちろん 頭の中では あの事を忘れていません。 あれから 4 年が経ちました。 なぜか この日が近づくと お天気が荒れるんだね。 台風並みに発達した低気圧のお陰で 3 月としては 珍しく雪景色の朝を迎えております。


朝から 関連した報道が盛んです。 たまに お役所関係の方々がコメントしてますが 口々に 「 インフラの整備が進んでいる。復興住宅の竣工が進んでいる。求人率が上がっている 」 なんて 言ってますね。 たしかに 被災地の姿は 日に日に復興へと進んでいます。

でも それって本当に被災地の民意なの? 箱物だけの政治でいいのでしょうか? 仮設暮らしの人達だけぢゃないよ。 いまだに 被災した自宅に住み続けている人々が 5,000 人もいるんだよ。 はっきりしない嵩上げ工事や道路用地買収の話の陰で 復旧に踏み切れず かと言って仮設にも行けずにいるんだよ。 震災後の一時であれば 納得できる話でも 4 年も続くと 我慢の限界だね。 毎日の生活 営み なにげない事だけど そこに住んでいる人達にとっては とても大切な事だと思う。 もっと もっと 隅々にまで光を充てて下さい。

女川は 先日の大雨で またもや灌水し 通行不能になっていました。 今日も暴風警報が出ています。 思えば 震災後 毎年のように この日は仕事の依頼があったのに。 1 年目は まだ船の修理中だった。 2 年目は テレビ局の撮影が大雪の為に中止キャンセル。 3 年目 そして今年も暴風のため船を出せずに お断りしました。

海は時化てますが 陽射しは力強くなって来ました。 夜明けも早くなり 春の訪れを感じさせます。 まだまだ先行きの遠い 復興の道。 いち早く すべての人が 昔ながらの穏便な生活を送れる事を願っています。 遅れる復興の中で 人々の笑顔だけが救いです  忍耐強い東北の人々に エールを送りたい。 頑張ろう 女川! 頑張ろう宮城! がんばろう東北!!





鉄路復興へ

2015-02-26 16:08:00 | 女川
もうじき 震災から 4 年が経ちます。 関西淡路大震災に比べ 復興の遅れが大きく浮き彫りになっていると思います。 市町村や県では 対応できない程の大震災。 国の予算に頼らざるを得ない状況ですが 東北の沿岸部なんて 首都圏の為の 原発の立地と 核のゴミ捨て場ぐらいにしか思われてない証拠なんでしょうね。


ようやく 女川線の最終区間が埋り 鉄路が繋がります。 震災後 徐々に復興し 石巻~浦宿間に電車が走りました。 最後の 一区間 浦宿~女川が 来月にも開通になります  今後 駅周辺を基盤に 街の再開発が加速する見込み だそうです。 嬉しい限りの話題ですが あえて震災遺構の女川交番とのツーショットを撮ってみました。


今になって 復興の加速?は してるんでしょうね。 地盤の嵩上げを要しない区域での 水産関係の加工場などの建築が盛んに行われています。 道路が整備され 電柱が立ち 建物が建ち そして 山が消えてゆきます。 伐採し はげ山になり 重機が動く中で ただただ 災害が起きない事だけを願っています。

女川の遊漁船組合が 先月を持ちまして 正式に解散になりました。 現在も活動実態が無く 今後も見込みが無いから だそうです。 おらは 頑張ってるんだけどね。 積立金の精算があると連絡があり 漁業組合を訪ねてみると 思った以上の還付金がありました。 震災の 2 年前に加入でき ようやく地元にも認めて貰え これから共に頑張っていこうと 決意を固めたばかりだったのに。。。