レッキング・クルー〜伝説のミュージシャンたち〜

1960年代から70年代に、エルビス・プレスリーやフランク・シナトラら偉大なアーティストたちのヒット曲を手がけた伝説のセッションミュージシャン集団「レッキング・クルー」にスポットを当てたドキュメンタリー映画「レッキング・クルー〜伝説のミュージシャンたち」





ずっと観たかったのですが、封切り時はモーニングかレイトショーだけで上映期間も短かったから、見逃してしまいました。
なので、買っちゃいました！

胸が躍るゴールドディスクだらけ！
なのにそれを作り出したミュージシャンの名は、ほとんどクレジットされていない。
彼らの成功と苦悩と制作秘話を、トミー・デデスコを始めとしたクルーのメンバー、シェールやナンシー・シナトラ、グレン・キャンベル、レオン・ラッセル・・etcのインタビュー形式で当時の映像と共に綴る100分。

特にビーチボーイズの「ペットサウンズ」のレコーディングの話、フィル・スペクター作品の話が興味深かったです。
あと、ロスのMIでのトミー・デデスコのインタビューがめっちゃ面白い！

は〜〜〜素敵だったー！
やっぱりロネッツ最高！ロニーの声は奇跡！
ダーレン・ラブ素敵！
クリスタルズ大好き！
キャロル・ケイのベース神！

これから母に貰った佐藤錦を食べながら、もう一回観ます！
サンキューパセリ！

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永井さんのこと

THE VENUSのドラマーでバンマス・ジョージさんこと永井光男さんが亡くなりました。

子供の頃、大好きだった「キッスは目にして」
『ガラスの仮面』で北島マヤのオーディションシーンにも登場するほど、大ヒットしたナンバー。
コニーさんのファッションに憧れてサーキュラースカートを買って貰ったり、自分の部屋で見よう見まねでツイストを踊ったり、耳コピしてピアノで弾き語りしてみたり・・・。
その10年後に営業バンドでオールディースを歌う歌手になったのは、ヴィーナスに少なからず影響を受けたからだと思います。

テレビで観ていた永井さんとお仕事でご縁ができるなんて、夢みたいな気持ちでした。


それまでは、六本木で歌の仕事を終えた帰り道、STBのあった芋洗い坂を通る度に、
「こんな場所でライブをやってみたいなぁ。でも、メジャーデビューをしてなきゃ無理なんだよなぁ〜」
憧れと悔しさと入り交じった想いを抱いたものでした。

30代でメジャーデビューが叶ったものの、STBへのコネクションはありません。
さてどうしたものかと思っていたら、永井さんがブッキングして下さる事になったのです！
本当に嬉しかった！
もちろんプロとして仕事をする訳ですから、厳しいお言葉も頂きました。
全てありがたく思っています。

記念すべき第一回目のSTB公演は、永井さんと山下敬二郎さんがゲストで出演して下さって、大盛況に終わりました。
おかげさまでSTBが閉店するまで、私達ヒットパレーズの「きらめくリズム」公演は定期的に打つ事ができたのです。

その他にもパーティーやライブのお仕事を頂いたり、ちょくちょく見に来ても下さったり、また「勉強になるから」と色んなアーティストのステージを招待枠で見せて下さったり、本当に本当にお世話になりました。

永井さんと二人でケーキを食べに行ったことも懐かしいです。

先月お電話で話した時も、バンマスとしげさんとお見舞いに行った時も、明るく元気で次の仕事に意欲的で、まさかこんな日が来るなんて想像もしていませんでした。

お世話になりっぱなしで、何もお返しできていません。

永井さんに教えて頂いた事を、続けていくことしかできません。

本当にありがとうございました。
お悔やみ申し上げます。


私の帽子を被って演奏する永井さん。

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