サエキけんぞうさんの映画評を読んでから、ずっと観たかった「マダム・フローレンス」
昨晩、テレビ放映されていたので、ラッキー!とばかりに鑑賞いたしました。
内容(「Oricon」データベースより)
ニューヨークの社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていなかった…。歌手として喝采を浴びることを夢見るマダムと、彼女の夢に引き込まれた男たちの笑いと感動のヒューマンエンタテインメント作品。
ニューヨークの社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていなかった…。歌手として喝采を浴びることを夢見るマダムと、彼女の夢に引き込まれた男たちの笑いと感動のヒューマンエンタテインメント作品。
私如きが言うのも何ですが、メリル・ストリープすごい!!
実在したオペラ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスを演じているのですが、
歌への情熱が捨て切れず、44歳でステージデビューを果たす想い、
ド音痴だけど、それには気付かず自分は世界的なオペラ歌手と信じている無邪気さ、
可愛らしくて憎めない優しい人柄、
そんなマダムを見事に表現されていて、心から応援したくなってくるのです。
特に、カーネギー・ホール出演のシーンが圧巻!
撮影にあたり声楽の先生について、最後の2週間で音を外す訓練をしたそうですが、立ち居振る舞いといい、表情といい、外し方といい、もう本当に伝説のステージを見ているようでした。
すごいなぁ〜!
すっかりフローレンス・フォスター・ジェンキンスが気になってしまい、こちらを↓発注しちゃいました。
確かに音が当たってなかったり、リズムもめちゃくちゃだったり、声が伸びず変なところで切ったりするのですが、不思議と聴き苦しくなくて、むしろ魅力的!
「歌が大好き!」
それ以外の衝動なんて、何も必要ない!
そんな気がしてきます。
この方がモデルのフランス映画、「偉大なるマルグリット」も観たくなりました。
良い映画観たなぁ〜。
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!