今日もスタンドバイユアンを歌いたくて、カラオケに行って来ました♪
また12回歌って、楽しかった!
一駅分歩いて帰ってたら、途中で昭和の本屋さんが目に止まりました。
低い台に雑誌が平置きしてあって、木枠のガラス戸で、おばあちゃんが座るレジ台の後ろには炬燵のある和室!
「ちびまる子ちゃん」に出て来そうな佇まいです。
懐かしいなぁー。この感じ。
せっかくなので、週刊文春をレジに持って行くと、
「明日、次の号が発売になりますけどいいですか?」
と、おばあちゃんが教えてくれました。
「いいんです、いいんです。これください」
ご親切にありがとうございます。
雑誌を買うの久しぶりだなぁ。
子供の頃は、毎週金曜日に小銭を握りしめて、週刊マーガレットを買いに行くのが楽しみでした。
いつも行く本屋さんは、おばあちゃんが店番をしていたのですが、その日はおじいちゃんがいました。
珍しいな〜、おばあちゃんはお休みなのかな?
そんなことを思いながら中に入り、見回してもマーガレットがありません。
おじいちゃんに「週刊マーガレットはありますか?」と聞いてみたら、
「はい?」
「週刊マーガレットください」
「はい?」
耳が遠いのか、何度も聞き返されました。
「週刊、マーガレット、ください!」
ちょっと大きい声で伝えると、何故か怪訝そうな顔をされました。
え?なんで?
「ちょっと待ってて」
おじいちゃんはレジ台の奥に入り、一冊の雑誌を持って来ました。
ホチキス留めのその雑誌は、マーガレットには見えません。
「はい。お父さんに頼まれたの?」
差し出した表紙には、「週刊漫画」
※週刊漫画タイムスか、週刊漫画ゴラクか失念。
はい。官能的なゴリゴリの男性雑誌です。
どうしよう、「翔んでるルーキー」の続きが読みたいのに、マーガレットが買えないよ。
困っていると奥からおばあちゃんが出てきて、やっとお目当てのマーガレットを手にすることができたのでした。
インクと紙の匂いを嗅いでたら、ふと記憶が蘇りました。
サンキューテルヨ!
サンキューパセリ!