ホノルル空港の別れ☆ドラマチックシーン～第一幕目

◆２０代の頃の話です◆



私は振り向かない。
よく男性が別れ際に『一度振り向く女はイイ女』と言う。
２０代の頃、男から複数そんなコトを聞いた私は
「じゃあ、私は振り向かない」と天邪鬼になった。
それでも女性には若干、気を使うかな。。。
若干ね。

「さよなら」のシーン。



基本は振り向かない。

Kちゃんは年下で、長期留学だった。
最初は振り向かなかった。

でも・・・
ふっと振り向いた。
すると
Kちゃんはうわぁーんと私のところにかけって来てくれて、泣いた。号泣した。
私の腕のなかに飛び込んで来てくれた。
言葉にならない、熱い想い。
私も、こみ上げるものがあった。
走馬灯の様に色んな事が思い出される。

留学と観光は違う。

留学って言うのは、楽しいコトばっかりじゃない。
三食を共にし、時にはぶつかったり。

～ルームメイトはＫちゃん～

成田空港で話しかけられて。

Ｋちゃん「もしもルームメイトだったら、私の名前、呼んで！！」
私「うん。うん。わかった！！」

私は『寮』ってこうゆうもんなのかな～って思ったし、不満なんてなかった。
Ｋちゃんは男友達の多い人で。
屈託がないのよ、Ｋちゃんって。

ビーチの帰りに突然車が止まっちゃって、なかなかエンジンがかからず、
私がエンジンと何かのボタンを押しから、また動き出して、みんなから拍手喝采だったり。

第一幕目はホノルル空港で幕を下ろす。

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第二幕目は私の実家とKちゃん実家は共に神奈川県で、鎌倉の方へ２～３度食事に行った。