☆Rainbow Light☆

日々の徒然日記。最近は日本の現状を綴っています。

信は力なり

2010-03-24 | 生きる

こんにちは!ご訪問ありがとうございます。


そう言えばこないだ、テレビを見てたら、山下真司が出てました。

で、「スクールウォーズ」のハナシをしていたんですね。

私はそのドラマ、見たことなかったんですが、実話を元にしたドラマなんですね!
知らなかった~!

調べてみたら、ラグビー部の監督と部員達の青春もので、かなり人気があったようです。


で、山下真司がラグビー部の監督の泣き虫先生を演じるにあたって、モデルとなった山口良治先生のところに取材に行ったそうなんです。

山口先生は「信は力なり」と言う座右の銘に従って、どんな生徒でも信じていたんだそう。



でも山下真司は、山口先生に、

「そうは言っても、中にはやっぱりダメな奴はいたんじゃないですか?」

正直に言ってくださいよ~的に聞いたそうなんですね。



そしたら山口先生は不思議そうに彼にこう聞き返したそうです。

「どうしてダメって決めるんですか?」と。

山下真司は、それを聞いただけで涙が出てきたんだって(笑)


「だってさ、やっぱさ、この業界でも『あいつは使えね~』とか『あいつはダメだ』って俺達言うじゃない?普通にさ。けどあの先生にはそれがないんだよ!」って。


素晴らしい先生だな~と思ったけど、それで涙する山下真司もすごい(笑)


そうなんですよね。

私たちは自分達の中にある「基準」や「常識」で人を判断することが、普通になってしまっていますが…

先生には、その「基準」ってのがない。

大人の「こう言う子供がいい子供だ」と決まりきった基準で、それから逸脱した、ちょっと素行の悪い子供を「ダメだ」」と判断してしまう。

けれど先生にとっては「ダメ」じゃない。だから「判断」しない。

どんな子も、その子にはその子のいいところがある。そこをちゃんと見ているんだなぁ、と。

それに、私たちには「固定した自己」なんてものはない。

いまは「こう言う一面がある」と言うだけのこと。


だけど、私たちの「脳」は、何でも固定化してしまう。

「この人はこう言う人間だ」「ダメな人間だ」と一度インプットしてしまえば、上書きされない限り、ずっとその「情報」で人を判断し続けてしまう。


「ダメだ」と烙印を押してしまわない、まさに「信じること」…「信は力なり」なんだ。

その子にとっては、自分を信じてくれる人がいると言うことが、どれほどの励みになったことだろうか。


で、ちょっと興味深い文章を見つけました。


「信は力なり」



山口良治の座右の銘は、「信は力なり」である。
子どもたちに、選手に、裏切られても裏切られても、信じること、好きになること。それが彼らに伝わり、身になり、力になる。

そして、「ワンフォアオール、オールフォアワン(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)」
ラグビー魂が、公立高校という制約の中で、伏見工ラグビーを今日まで育ててきたのだ。



(Lifeより抜粋)



たぶん、先生にとっては「裏切られた」とは思ってないんだろうなぁ。

「裏切られた」と思ったときにはもう、「信じてない」ですもんね。

一度自分がその人を信じたなら、「裏切られる」ってことはない。

何があっても、その人自身を「信じ続ける」こと。

以前の記事にも書いたけれど、それが「信じる」ってことだと思う。




「スピリチュアル」と括らなくても、言ってることは「同じ」ですよね。

スピリチュアルや精神世界関係なく、素晴らしい人は素晴らしいし、尊敬する人もいっぱいいる。

私たちが実際に生きて、体験して、知る(思い出す)ことは、どの道から入っても、どこを通っても、結局は同じで。

だから「スピリチュアルな生き方」だとか「スピリチュアルな仕事」だとかにこだわらなくてもいいんですね。


どこにいても、何をしても、感じることができる。

ぜんぶ「それ」だからね!


ただ、道を歩いていても。

どんな人と会っていても。

どんな仕事をしていても。


生き方にこだわらないこと。それが、自由だ。


「ワンフォアオール、オールフォアワン(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)」。


自分「だけ」が幸福、と言うのはありえない。

自分「だけ」が平和、と言うのもありえない。


誰かの「役に立ちたい」って人は誰しもそう思う。

人のために何かしたいって。


でも、生きているだけで、役に立ってる。
誰一人欠いても、私たちは成り立たない。「ひとつ」だから。


「誰かの役に立つ」ことがアイデンティティにならないよう…

それが「存在意義」になってしまわないよう…

(それがアイデンティティになっていると、人の役に立たなくなったら、人に認められなくなったら自分の価値がない、と思ってしまいますから)

純粋に、自然に「やりたいから」「やりたいこと」をやろう!


自分のために。そしてみんなのために!

信じよう。信は力なり、だ。


私たちは、知っている。


疑うことより信じることの方が、どれほど豊かであるか、を。

そして人生においてどれほどの力を発揮するか、を。

これもまた、「愛」なのだ!




今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!感謝


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とことん信じれたら幸せね (にゃん)
2010-03-24 13:30:28
ドラマは知ってたけど、モデルとなった先生の
ことは知らなかったな
いいこと聞いた♪

イリスさん、今日もありがと
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Unknown (にゃんじー)
2010-03-24 13:31:32
上のコメント、にゃん
となっているのは
にゃんじーの間違いです

ごめんなさい
返信する
生きているだけで・・ (ASLAN)
2010-03-24 14:35:53
≫でも、生きているだけで、役に立ってる。

≫誰一人欠いても、私たちは成り立たない。「ひとつ」だから。

≫「誰かの役に立つ」ことがアイデンティティにならないよう…

いい言葉です。

今日も、良い気付きをありがとうございます。
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あはは(笑) (かるら)
2010-03-24 17:37:00
外出前にみてました。。。これ(笑)

確かに
「どうしてダメって決めるんですか?」

このセリフにはビカーンとハートに響きましたね。
ぐっときましたもん。
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わぁ~ (かおり)
2010-03-24 20:28:04
まさに役に立たないとダメだがアイデンティティになって苦しめてました~自分を
やりたいからやるに変えたいなぁ~
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プロジェクトX (よしはま)
2010-03-24 20:49:26
平成12年、11月21日放送のNHK、『プロジェクトX 挑戦者達』で山口良治さんが特集されていました。

プロジェクトX、第30回『つっぱり生徒と泣き虫先生』

その当時、この回をビデオに録画していました。

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