☆Rainbow Light☆

日々の徒然日記。最近は日本の現状を綴っています。

創造的破壊

2010-04-01 | 生きる


こんにちは!ご訪問ありがとうございます!


そうだなぁ。


ちと、昨日の続き。


思うに、年代ごとの特徴ってものがやっぱりあるんですよね。

私たちよりも前の世代は、いわゆる「パイオニア」で。


物質主義全盛の時代に、精神的な活動に目を向ける、下地を作るって意味で、少なからず「かたち」を利用しなきゃいけない世代だったのかなぁと。

今のように、手軽に誰でも情報に触れられるって訳じゃなく、特定の「宗教団体」とか、「セミナー」などに入会しないと、情報を得られなかったんですよね。

禅寺や仏門に入門したり、神道に入ったり…
あるいは、コミュニティを作ったり…

そう言った組織…「かたち」を通して、活動しなければならなかった。


「かたち」である以上、どうしても組織のトップ、「教祖」的な存在ができてしまうんですよね。

その人を「盲信」してしまって、特別な人だと思うことによって、自分自身への探求ができなくなってしまう。

「この人に従っていればいい、この人が救ってくれる」になっちゃってたんですよね。


それと、「オウム真理教」の事件の影響もあって、日本中が「宗教アレルギー」になり、宗教的なものを一切排除した時代に、圧力に屈せず活動を続けてきた「自負」のようなものがある気がします。

なので、やっぱり「いち早く気が付いた人たちだけが」得られるもの、と言うような「特別感」がどこかあるような気がするんですね。


あ、これは私の独断と偏見による、個人的な意見ですので!あしからず~



バブルが崩壊してから、物質主義全盛だった世の中から、もっと精神的なものに目を向けようって動きが活発になりましたよね。

日本の国民が、これほどまでに豊かになったのは、歴史上初めてじゃないかなぁ。

物やお金がない時代は、「物さえあれば」「お金さえあれば幸せになれる」って信じて、がむしゃらに頑張ってきたんですよね。

ところが、豊かになっても、問題は起きる。
昔は見られなかった問題が、社会現象になったりする。

紛争も戦争も起こってないのに、日本の自殺率は欧米先進国と比較すると、めちゃめちゃ高い。少年犯罪も増加する、ニート、引きこもり…

昔に比べればはるかに豊かになったのに、まだ豊かじゃない、まだ足りないって思う。

今の社会は何かがおかしいんじゃないか、と思うには充分だったハズ。

バブルが崩壊したのも、精神的な分野に目を向ける、最大のチャンスだったと。


それがあって、今がある。
(それは、戦争があって今がある、と言うのと同じで)


あちこちにある流れの滞り、「歪み」を体現しながら、社会に突きつけてきた、第二次ベビーブームの私たちの世代は、「激しさ」を伴っているような気がします。

ほら、ここに滞りがあるぞ、とよくも悪くも、広く社会に知らしめる役割を担っていたんじゃないかなぁ。

私たちが痛みや苦しみの中で、自分自身と向き合い、自分の奥底に隠されたものを発見するのと呼応して

社会も隠蔽され続けてきた体制が、白日の元にさらされて行きました。


今までそれでうまく行っていたハズのものが、どんどん崩壊していく。
「今までのやり方じゃダメなんだぞ」ってことを知らしめた。


じゅんこちゃんの言葉を借りれば「創造的破壊」ですよね。


私たち30代から40代にかけての、ちょうど中堅どころの年代が「第二次ベビーブーム」のおかげで、いま人数が多いのも、偶然ではありません。

激しさや、痛みや、苦しみを伴いながら、自分と言うものを知り、戻る。


ネットの普及も手伝って、「かたち」(組織)に捉われず、誰かに従うこともなく、一人ひとりが自分自身で行っていくこと…


「外側」から「内側」へ、

「縦」の繋がりから、「横」の繋がりへのシフト、ですね。

それも「特別」でもなんでもなく、一般の人が普通に。
今現在も、多くの人が、そうやって気付いている。


気付いた人が多ければ多いほど、ボトムアップされるんですよね。


それがこの年代の特徴ではないかなぁ。


で、これから後の世代は、痛みや苦しみを伴わなくとも、とても自然に、「愛」から目覚めていくんだと思う。

日常的に。

ま、私たちが痛い思いをして道を開いたおかげですね~!(なんつて)



何が正しい、何が間違っているって躍起になって判断しようとしても仕方ない。

起こったことが、全て正しい、になっちゃうから。

これは後から分かるんだけどね。

あれもこれも、まさに見事なタイミングで「必要な出来事」だったんだなぁ、と。


私たちがここでクリアした「人間共通のカルマ」ってものは、次の世代には引き継がれてないんですよね。

だから、価値観が最初から違うってことなんだろうなぁ。


今の若者を、「軟弱」って言う人もいるけれど、また違うんですよね。

今まで普通に使われてきた「男は男らしく」って何なのか「女は女らしく」って、そもそもいったい何なのか。

「強さ」って何をもって「強い」って言うのか。何をもって「弱い」って言うのか。


今まで信じてきた「当たり前」だったことが実は、当たり前じゃなかったんだと、そんなことを気付かせてくれます。


私たちが区切っていたさまざまな「境界」があいまいになることで。





ホント、私たちの世代で最後のような気がする。


旧時代の妄執に捉われるのは。




むふふ。楽しいね!




今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!感謝


↓ランキングに参加しています!良かったと思われた方はぽちっとご協力お願いします☆


人気ブログランキングへ       にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 スピリチュアル・精神世界ランキングへ