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第92回アカデミー賞発表

2020年02月10日 | 映画関係・その他

今年もやってまいりましたアカデミー賞授賞式★
休めなかったので仕事中にこっそりチェックしておりました。

いやー今年はアカデミー賞の歴史が変わった年でしたね。韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)の最多4部門受賞という快挙。外国語映画の受賞は初!! とれたら凄いなとは思ってましたが現実にとなると鳥肌ものでした。確かに受賞するだけある見ごたえのある作品でしたし、英語だろうか韓国語だろうが良い作品は良いのです。本当におめでとうございます。

続いてサム・メンデス監督の戦争映画『1917 命をかけた伝令』は撮影賞、録音賞、視覚効果賞の3部門の受賞。主演男優がホアキン・フェニックスで予想通り。主演女優がレネー・ゼルウィガーの『ジュディ 虹の彼方に』はこれからなので楽しみです。助演女優のローラ・ダーンはネットフリックスの『マリッジ・ストーリー』で、今後はNetflixも目を向けないとなーと思いました。主演男優賞のホアキンも、助演男優賞のブラピも良かった。そうえいばジョーカーは2人目だ。

日本としてはメイク・ヘアスタイリング賞の『スキャンダル』で辻一弘さんことのカズ・ヒロさんが2度めの受賞。2019年3月に日本国籍から米国の市民権を取得し改名されたそうなのですが、とはいえ嬉しいですね。同じく日本からは松たか子さんが『アナと雪の女王2』の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を、世界9カ国のエルサ役とともに歌唱。動画で見ましたが凄いですね~。立ち位置も中央寄りで良いポジションでした。歌う所は初めて見たけど日本人が授賞式で歌うのも初だそうで感動じちゃいました。

今年はリアルタイムで見られませんでしたが、とにかくアカデミー賞の新たな歴史を作った年となりました。日本映画も良い作品もありますが世界レベルではまず難しいですよね。映画づくりにおいて改革が必要と感じさせられました。いつか日本もこの舞台に立てるような監督・作品の登場を期待したいです。

 

以下、★は受賞作・受賞者。

【作品賞】
★「パラサイト 半地下の家族
 「フォードvsフェラーリ
 「アイリッシュマン」
 「ジョジョ・ラビット
 「ジョーカー
 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 「マリッジ・ストーリー」
 「1917 命をかけた伝令」
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

【監督賞】
★ポン・ジュノ 「パラサイト 半地下の家族
 マーティン・スコセッシ 「アイリッシュマン」
 トッド・フィリップス 「ジョーカー
 サム・メンデス 「1917 命をかけた伝令」
 クエンティン・タランティーノ 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

【主演男優賞】
★ホアキン・フェニックス 「ジョーカー
 アントニオ・バンデラス 「ペイン・アンド・グローリー(英題)」
 レオナルド・ディカプリオ 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 アダム・ドライバー 「マリッジ・ストーリー」
 ジョナサン・プライス 「2人のローマ教皇」

【主演女優賞】
★レニー・ゼルウィガー 「ジュディ 虹の彼方に」
 シンシア・エリボ 「ハリエット」
 スカーレット・ヨハンソン 「マリッジ・ストーリー」
 シアーシャ・ローナン 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 シャーリーズ・セロン 「スキャンダル」

【助演男優賞】
★ブラッド・ピット 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 トム・ハンクス 「A Beautiful Day in the Neighborhood」
 アンソニー・ホプキンス 「2人のローマ教皇」
 アル・パチーノ 「アイリッシュマン」
 ジョー・ペシ 「アイリッシュマン」

【助演女優賞】
★ローラ・ダーン 「マリッジ・ストーリー」
 キャシー・ベイツ 「リチャード・ジュエル
 スカーレット・ヨハンソン 「ジョジョ・ラビット
 フローレンス・ピュー 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 マーゴット・ロビー 「スキャンダル」

【脚本賞】
★ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン 「パラサイト 半地下の家族
 ノア・バームバック 「マリッジ・ストーリー」
 クエンティン・タランティーノ 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 ライアン・ジョンソン 「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」
 サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ 「1917 命をかけた伝令」

【脚色賞】
★タイカ・ワイティティ 「ジョジョ・ラビット
 スティーブン・ザイリアン 「アイリッシュマン」
 アンソニー・マッカーテン 「2人のローマ教皇」
 グレタ・ガーウィグ 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 トッド・フィリップス、スコット・シルバー 「ジョーカー

【視覚効果賞】
★「1917 命をかけた伝令」
 「アベンジャーズ エンドゲーム
 「アイリッシュマン」
 「ライオン・キング
 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

【美術賞】
★バーバラ・リン 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 ボブ・ショウ 「アイリッシュマン」
 ラ・ビンセント 「ジョジョ・ラビット
 デニス・ガスナー 「1917 命をかけた伝令」
 イ・ハジュン 「パラサイト 半地下の家族

【撮影賞】
★ロジャー・ディーキンス 「1917 命をかけた伝令」
 ロドリゴ・プリエト 「アイリッシュマン」
 ローレンス・シャー 「ジョーカー
 ジェアリン・ブラシュケ 「The Lighthouse」
 ロバート・リチャードソン 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

【衣装デザイン賞】
★ジャクリーン・デュラン 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 サンディ・パウエル、クリストファー・ピーターソン 「アイリッシュマン」
 マイェス・C・ルベオ 「ジョジョ・ラビット
 マーク・ブリッジス 「ジョーカー
 アリアンヌ・フィリップス 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

【長編ドキュメンタリー賞】
★「アメリカン・ファクトリー」
 「The Cave」
 「ブラジル 消えゆく民主主義」
 「娘は戦場で生まれた」
 「Honeyland」

【短編ドキュメンタリー賞】
★「Learning to Skateboard in a Warzone (If You’re a Girl)」
 「In the Absence」
 「眠りに生きる子供たち」
 「St. Louis Superman」
 「Walk Run Cha-Cha」

【編集賞】
★「フォードvsフェラーリ」マイケル・マカスカー、アンドリュー・バックランド
 「アイリッシュマン」
 「ジョジョ・ラビット
 「ジョーカー
 「パラサイト 半地下の家族

【国際長編映画賞】
★「パラサイト 半地下の家族」(韓国)
 「Corpus Christi(英題)」(ポーランド)
 「Honeyland」(北マケドニア)
 「レ・ミゼラブル」(フランス)
 「ペイン・アンド・グローリー(英題)」(スペイン)

【音響編集賞】
★「フォードvsフェラーリ
 「1917 命をかけた伝令」
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
 「ジョーカー

【録音賞】
★「1917 命をかけた伝令」
 「フォードvsフェラーリ
 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
 「アド・アストラ
 「ジョーカー

【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】
★「スキャンダル」カズ・ヒロ
 「ジョーカー
 「ジュディ 虹の彼方に」
 「マレフィセント2
 「1917 命をかけた伝令」

【作曲賞】
★「ジョーカー」ヒドゥル・グドナドッティル
 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」
 「マリッジ・ストーリー」
 「1917 命をかけた伝令」
 「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

【長編アニメーション賞】
★「トイ・ストーリー4」
 「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」
 「失くした体」
 「クロース」
 「ミッシング・リンク(原題)」

【短編アニメーション賞】
★「Hair Love」
 「Dcera (Daughter)」
 「Kitbull」
 「Memorable」
 「Sister」

【主題歌賞】
★“(I’m Gonna) Love Me Again” 「ロケットマン
 “君のため” 「トイ・ストーリー4」
 “I’m Standing With You” 「Breakthrough」
 “イントゥ・ジ・アンノウン 心のままに” 「アナと雪の女王2
 “Stand Up” 「ハリエット」

【短編実写映画賞】
★「The Neighbors’ Window」
 「Brotherhood」
 「Nefta Football Club」
 「Saria」
 「A Sister(英題)」

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4 コメント

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こんばんわ (にゃむばなな)
2020-02-10 23:23:21
今年はまさにアカデミーが、映画業界が、映画が変わった歴史的な授賞式でしたね。
私も仕事中にちらちらと確認していましたが、作品賞の結果には驚きましたよ。
もう来年から予想する基準がなくなりますわ。
Unknown (象が転んだ)
2020-02-11 10:05:32
はじめまして。
ハリウッドも人種の壁を超えました。
「ワンスアポナ」だけは賞を取ってほしくなかったのでそれだけでも満足です。

でも毎年毎年飽きずに24つの賞を用意するのも?
オリンピックの様に4年に1度でもいいかな。
にゃむばななさんへ (yukarin)
2020-02-19 14:35:53
今年のアカデミーは歴史に残る年となりました。
もしかしたら取れたりしてと思ってたまさかの韓国映画が作品賞とは本当に驚きです。
基準も変わり来年はどうなることやら....
象が転んださんへ (yukarin)
2020-02-19 14:39:36
はじめまして、コメントありがとうございます。
今年はさらに人種の壁が超えてしまいましたね。
毎年、たくさんの賞にノミネート、結果発表と大変ですよね。
やはりお祭りなので毎年は必須なのかもしれません。

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