【THE YELLOW SEA/黄海】 2012/01/07公開 韓国 R15+ 140分
監督:ナ・ホンジン
出演:ハ・ジョンウ、キム・ユンソク、チョ・ソンハ、チョン・マンシク
この闇には、
一縷の光さえ届かない――
北朝鮮とロシアに接する中国領“延辺朝鮮族自治州”。ここに暮らす韓国系中国人のタクシー運転手、グナム。生活は苦しく、妻は韓国に出稼ぎに行ってしまい、最愛の娘も母親に預けて仕事に励む日々。しかし、妻を韓国に送り出すときに作った借金に加え、賭け麻雀でも大負けしてしまい窮地に陥る。そんな時、裏社会の顔役ミョンからある取引を持ちかけられる... (allcinema ONLINEより)
『チェイサー』のナ・ホンジン監督によるデビュー2作目となるクライム・サスペンス。
韓国系中国人のグナムは、妻を韓国に送り出すときに作った借金と賭け麻雀で作った借金を返済するために、裏社会のミョンからある取り引きをする。韓国で1人の男の殺害すれば借金は棒引きにするという...。切羽詰まっているグナムは、音信不通の妻にも会えるかもしれないと韓国に密入国するが、思わぬトラブルに巻き込まれて命を狙われてしまう....という何やら入り組んだおはなし。
面白かったー。140分と長いし人間関係もかな~り複雑で多少?な部分もあったけれど何とかついていけました。最初はスローテンポで展開していくんだけれど、グナムが殺すはずだった男が別の男に殺されてグナムの立場がどえらいことになり始めてからは徐々にテンポが上がっていって、後半はさらにスピードアップしてド派手なカーチェイスやバイオレンスな展開になり、もぉ~スリリングな展開にはテンション上がりましたよ。
ただ1人殺して親指を証拠して持ってくるだけの仕事だったのに、念入りに計画した計画が見事に崩れて、今度は自分の命が危なくなってしまい、殺してないのに警察や妖しい人たちにまで追われるはめになって逃げる、逃げる、逃げる。またこのグナムが不死身なんだ(笑)。かなりダメージあっただろうに結構逃げまくってる。不死身といえば、ミョンおっさんもしぶといヤツだった。2人の死闘ともいうべき追いかけっこは凄まじかったわー。
後半のカーチェイスシーンは見応えあり。これでもかーと暴走すれば、後続の車は派手に衝突するし臨場感たっぷりで大きなスクリーンで観たら凄かっただろうな。それに韓国映画ならではのバイオレンスシーンもゾゾッー。ナイフでぐさぐさ、斧でぐさっ....うへぇ。さすがです。
どうやらハリウッド・リメイクが決定しているそうですがこの雰囲気は出せないと思う。延辺朝鮮族自治州という場所や朝鮮族の人たちの生活の様子があって、この主人公の悲しい運命を描いているのでなかなか難しいと思う。ハリウッドになったらただの巻き込まれ系バイオレンスアクション映画なっちゃう。とはいいつつ、好きだから観るだろうけど、、、。
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ハ・ジョンウ,キム・ユンソク,チョ・ソンハ | |
Happinet(SB)(D) |
アクションシーンがもうねぇすごいです。
わかり難い所もありましたがもういいやーって感じ。
>壮絶なバイオレンス描写に夢中
ははは、私も同じです。
これはもうアクションシーンの凄さに尽きますね!
うぉ~~
とか
うわ~~~
とか色んな感情を抱きながら観ていました。
確かに所々解り難かったんですが、それを思ったのは観終わってからですねぇ。
観ている間は壮絶なバイオレンス描写に夢中で、そんな事考えている暇なくただただ圧倒されっ放しでした!
好きじゃないと覚えてないよね^^;
でもなかなか難しいように思いますけどね。
無理でしょ!
雑で強引なのが韓国映画の良い所でもあり悪い所でもあります。
でも強引さに引込まれてしまうんですよね。
全く別物になってしまうでしょう。
文句いいつつも結局は観てしまうものなのですよね(泣)
凄まじいという言葉が当てはまる
見入ってしまいました。
リメイクは監督も関わるそうで
どうなるのでしょうか・・・
人種的マイノリティ問題をどうクリアするかが大きな問題だと思います
お話は多少強引で雑なれど、やっぱり韓国映画は勢いがありますよね。その勢いにのってそのまま観てしまえた感じです
あのあたりの民族のしがらみだからこの話なんですよ。一体どうやってそこ再現するんだろ。。
「この雰囲気は出せない」同意。
それでも観に行くのも同意(笑)