農業銀行について、前回少し書きましたが、「チェダの5ヵ年計画」で、迷っているのは、銀行株に(再び→リーマン前に持っていた)手を出すとしても、①すでに4大国有銀行の時価総額は大きすぎないか②一位の工商銀行に行かず、内陸・農村に強い農銀の将来性にかけるのか、という点。
まず①については、大分前に、保険会社の時価総額について書いたの同じ見通し。つまり、約20兆円の工商銀行など時価総額は、20年以上の長期・超長期にわたる全世界の経済成長(現在のペースなら年4%くらいか)によって50兆円くらいまで膨らむ可能性あり。世界の時価総額のトップ争いが50兆円とか、100兆円という規模になっている…過去の全世界GDP合計と時価総額の関係を考えると。
②については、結論から言うと、チェダは「工商銀と農銀の二つとも押えておく」です。健全性で選ぶと、招商銀行もあるが…以前より国有銀行の「カラダがきれいになっている」つまり、国策による支援で、不良債権比率が大分下がっています。特に農銀はこれをやったから上場できたわけで。
農銀は不動産融資の比率が高く、4大銀行の中では、リスクの高い銘柄と考えてます。それでも、内陸と農村の発展、中国一の支店網の魅力があります。
何とか中国不動産バブルは、弾けずに収まっていますが、不動産価格はいつ暴落してもおかしくない、とは思います。でも、以前にも書いたように、仮に弾けても、高度経済成長により早い復活を遂げるのでは?と、この難しい問題を楽観視。
今の中国は、都市部と農村部で、ほとんど別の国家、と言っていいほど格差が激しい。しかし、ここでも政府の存在が大きく、内陸の急速な発展が目立ってきています。
8億人近い農村人口を一つの「新興国」と捉えてもいいかと思います。
最近の報道では、中国人の個人資産が70兆元を超えたということです。本当に凄い急成長で、今後中国マネーは、日米欧の市場にも大きな影響力をもたらすでしょう。
それでも、まだ日本人の個人資産1400兆円より低い。となると金融機関の伸びしろが大きいと思います。いつもの日中比較法。
中国人ほど、マネーへのこだわりの強い民族はいない、とまで言われます。中国株は漢方薬、となると一番の薬は「銀の薬」かも。
まず①については、大分前に、保険会社の時価総額について書いたの同じ見通し。つまり、約20兆円の工商銀行など時価総額は、20年以上の長期・超長期にわたる全世界の経済成長(現在のペースなら年4%くらいか)によって50兆円くらいまで膨らむ可能性あり。世界の時価総額のトップ争いが50兆円とか、100兆円という規模になっている…過去の全世界GDP合計と時価総額の関係を考えると。
②については、結論から言うと、チェダは「工商銀と農銀の二つとも押えておく」です。健全性で選ぶと、招商銀行もあるが…以前より国有銀行の「カラダがきれいになっている」つまり、国策による支援で、不良債権比率が大分下がっています。特に農銀はこれをやったから上場できたわけで。
農銀は不動産融資の比率が高く、4大銀行の中では、リスクの高い銘柄と考えてます。それでも、内陸と農村の発展、中国一の支店網の魅力があります。
何とか中国不動産バブルは、弾けずに収まっていますが、不動産価格はいつ暴落してもおかしくない、とは思います。でも、以前にも書いたように、仮に弾けても、高度経済成長により早い復活を遂げるのでは?と、この難しい問題を楽観視。
今の中国は、都市部と農村部で、ほとんど別の国家、と言っていいほど格差が激しい。しかし、ここでも政府の存在が大きく、内陸の急速な発展が目立ってきています。
8億人近い農村人口を一つの「新興国」と捉えてもいいかと思います。
最近の報道では、中国人の個人資産が70兆元を超えたということです。本当に凄い急成長で、今後中国マネーは、日米欧の市場にも大きな影響力をもたらすでしょう。
それでも、まだ日本人の個人資産1400兆円より低い。となると金融機関の伸びしろが大きいと思います。いつもの日中比較法。
中国人ほど、マネーへのこだわりの強い民族はいない、とまで言われます。中国株は漢方薬、となると一番の薬は「銀の薬」かも。