中国最大手の不動産デベロッパー、万科企業の「香港上陸=香港上場」が4月と言われてます。まだ正式認可が下りていないようですが、恐らくこのスケジュールで行くでしょう。
このところ肝心の株価は15ドルも切ってやや低迷していたのですが、好業績の2012年決算が発表。昨年の不動産引き締めにもかかわらず、44%増収、30%増益。市場予想を上回り株価は再び16ドル近辺まで戻しています。
17ドルくらいまで上げてから、香港上陸を果たしてほしいとは虫がいいでしょうか。上陸の先行組である国際コンテナは、香港上場発表後、約10ドルから約12ドルに上げたのち、香港上場。一時は17ドルまで上げ、先週終わり値は16ドル台。万科はまだ深センにいるうちから、香港上場発表後27%の上昇。悪くない展開か。
ライバルの中国海外発展は香港市場で一日2000~3000万株くらいの取引きがあります。海外発展の株価は先週終値で24ドル。一日85億円~56億円くらいの取引額。現在、万科は深セン市場で大体500万株程度の取引き。先週終値で15.98ドルですから、10億円程度の取引額。やはり深センBと香港の流動性の大きな違いを感じます。これが香港上場後の上昇パワー源になればいいのですが。
再び、中国政府が不動産引き締めを図りつつある、との報道もありますが、だとしても万科のマンション販売戸数は今年も増加ではないか。投機的な取引と中間層の住宅取得(あくまで自己居住用という前提だが)は分けて考えるべきだからです。
…次回はまた、「二季報」からAランクのタイムカプセルをご紹介したいと思います。以前紹介したもののうち、盈徳気体は好調。健康食品の瑞年国際は、「よくわからない不正会計の指摘」からさがっていますが、チェダは、しばしの我慢と思っています。
このところ肝心の株価は15ドルも切ってやや低迷していたのですが、好業績の2012年決算が発表。昨年の不動産引き締めにもかかわらず、44%増収、30%増益。市場予想を上回り株価は再び16ドル近辺まで戻しています。
17ドルくらいまで上げてから、香港上陸を果たしてほしいとは虫がいいでしょうか。上陸の先行組である国際コンテナは、香港上場発表後、約10ドルから約12ドルに上げたのち、香港上場。一時は17ドルまで上げ、先週終わり値は16ドル台。万科はまだ深センにいるうちから、香港上場発表後27%の上昇。悪くない展開か。
ライバルの中国海外発展は香港市場で一日2000~3000万株くらいの取引きがあります。海外発展の株価は先週終値で24ドル。一日85億円~56億円くらいの取引額。現在、万科は深セン市場で大体500万株程度の取引き。先週終値で15.98ドルですから、10億円程度の取引額。やはり深センBと香港の流動性の大きな違いを感じます。これが香港上場後の上昇パワー源になればいいのですが。
再び、中国政府が不動産引き締めを図りつつある、との報道もありますが、だとしても万科のマンション販売戸数は今年も増加ではないか。投機的な取引と中間層の住宅取得(あくまで自己居住用という前提だが)は分けて考えるべきだからです。
…次回はまた、「二季報」からAランクのタイムカプセルをご紹介したいと思います。以前紹介したもののうち、盈徳気体は好調。健康食品の瑞年国際は、「よくわからない不正会計の指摘」からさがっていますが、チェダは、しばしの我慢と思っています。