週末の東風は、大きく反発。
尖閣反日デモの影響は、一時的という見方が広まっているか。
本日の日経によると、
『9月末からの長期休暇では「前年並みの売れ行きになった」(広東省のトヨタ系販売店)との声もある。一方で、日系メーカーの間では「尖閣諸島周辺で不測の事態が起きれば、反日感情が再び高まりかねない」と警戒感も消えていない。』とのことです。
今月の、東風日産、東風本田の販売台数が果たしてどれくらい戻すか。
本来なら、10月は中国汽車市場では「金の10月」と言われ、まさに書き入れどきなんですが。
東風日産は昼夜2交代制での生産を昼間のみの態勢にして操業再開する予定です。
中国人はもう日本製品を買わないのでしょうか?
事はそう単純ではないでしょう。
しかし、自動車は高額で目立つ商品です。反日デモで、壊されるかもしれない日本車を買って所有するリスクもあると思いますから、中国の消費者が長期的にどういう選択をするかは長い目で見ないとわからない。
何も日本車を買わなくても、中国で絶好調のVWやGMがあります。
(やはり上海汽車買いたいなあ…)
中国経済全体を考えると、経済面での日本との協力がなくても、欧米や韓国との付き合いだけでやっていけるという、極端な考えもあると思います。これをやられると、日本経済・企業は大打撃でしょう。中国側はどうか?
短・中期的には打撃が大きいと思います。消費者の目に直接触れる「日本ブランド」だけでなく、日本製部品まで拒否すれば、まずiPhoneが作れなくなります。そんなことにはなりそうにないですが。
ただ、長期的に見たら、成長し巨大化する中国が「技術はドイツや米国から手に入れる。尖閣を返さないなら、日系企業、日本製品は要らない。」と言い出す可能性もないとは言えない。それでやっていけなくなる中国経済だろうか。将来的には分からないと思います…
色々心配しても既に東風が主力になってしまっているチェダは、「また中国人が日産を買うようになる。どうせ尖閣の問題は何回も再発するだろう。そのたび下がってもほとぼりが冷めれば、また売れる。」と信じて待つしかありません。あと20年以上。
ところで、今回の東風のように、衝撃的な事件?からの回復銘柄として、中国南車があると思います。
周知の通り、2年前の中国新幹線脱線事故で大きく株価はさがりました。中国鉄道部からの、代金支払いもストップし、一時は立ち直れないのでは、とも言われた南車。
チェダは、戻すと思っていました。買ってないけど。チェダは、買ってない時は、当たります…
新幹線も、地下鉄も国策としてドンドン作らないと、中国はやっていけませんから。インフラとして必要であり、公共投資として必要でもあります。鉄道を作ることは、雇用創出であり、さらには格差対策なのです。
あれほど日本メディアで叩かれていた中国の高速鉄道は、本日も快調に運営されています。
新幹線事故と尖閣問題は、性質が違いますが…
今後、数か月間、「反日」が購買行動として表現され続けるかどうか、よく見ないといけません。
尖閣反日デモの影響は、一時的という見方が広まっているか。
本日の日経によると、
『9月末からの長期休暇では「前年並みの売れ行きになった」(広東省のトヨタ系販売店)との声もある。一方で、日系メーカーの間では「尖閣諸島周辺で不測の事態が起きれば、反日感情が再び高まりかねない」と警戒感も消えていない。』とのことです。
今月の、東風日産、東風本田の販売台数が果たしてどれくらい戻すか。
本来なら、10月は中国汽車市場では「金の10月」と言われ、まさに書き入れどきなんですが。
東風日産は昼夜2交代制での生産を昼間のみの態勢にして操業再開する予定です。
中国人はもう日本製品を買わないのでしょうか?
事はそう単純ではないでしょう。
しかし、自動車は高額で目立つ商品です。反日デモで、壊されるかもしれない日本車を買って所有するリスクもあると思いますから、中国の消費者が長期的にどういう選択をするかは長い目で見ないとわからない。
何も日本車を買わなくても、中国で絶好調のVWやGMがあります。
(やはり上海汽車買いたいなあ…)
中国経済全体を考えると、経済面での日本との協力がなくても、欧米や韓国との付き合いだけでやっていけるという、極端な考えもあると思います。これをやられると、日本経済・企業は大打撃でしょう。中国側はどうか?
短・中期的には打撃が大きいと思います。消費者の目に直接触れる「日本ブランド」だけでなく、日本製部品まで拒否すれば、まずiPhoneが作れなくなります。そんなことにはなりそうにないですが。
ただ、長期的に見たら、成長し巨大化する中国が「技術はドイツや米国から手に入れる。尖閣を返さないなら、日系企業、日本製品は要らない。」と言い出す可能性もないとは言えない。それでやっていけなくなる中国経済だろうか。将来的には分からないと思います…
色々心配しても既に東風が主力になってしまっているチェダは、「また中国人が日産を買うようになる。どうせ尖閣の問題は何回も再発するだろう。そのたび下がってもほとぼりが冷めれば、また売れる。」と信じて待つしかありません。あと20年以上。
ところで、今回の東風のように、衝撃的な事件?からの回復銘柄として、中国南車があると思います。
周知の通り、2年前の中国新幹線脱線事故で大きく株価はさがりました。中国鉄道部からの、代金支払いもストップし、一時は立ち直れないのでは、とも言われた南車。
チェダは、戻すと思っていました。買ってないけど。チェダは、買ってない時は、当たります…
新幹線も、地下鉄も国策としてドンドン作らないと、中国はやっていけませんから。インフラとして必要であり、公共投資として必要でもあります。鉄道を作ることは、雇用創出であり、さらには格差対策なのです。
あれほど日本メディアで叩かれていた中国の高速鉄道は、本日も快調に運営されています。
新幹線事故と尖閣問題は、性質が違いますが…
今後、数か月間、「反日」が購買行動として表現され続けるかどうか、よく見ないといけません。