チェダのレバナス一本槍!

アメリカ株・レバナス投資で大富豪を目指します!!

さて…南車の続き

2013-11-16 09:39:01 | 日記
 またまた久しぶりです。
 もうちょっと投稿頻度を上げようと思っていますからね…軽い気持ちで書くと頻度が上がるのだろうな。。。

 「独り言」はさておき。

 南車の続きです。

 この中国を代表する国有企業は日本の川崎重工やカナダ・ボンバルディアとの提携で、高速鉄道で有名なわけです。

そして「新幹線を教わってすぐにパクるな!自社開発ではないだろう!!」とJRや日本の車両メーカーに非難されているのも事実。2年前の温州での高速鉄道事故でここの株価は急落。


 しかし…「新幹線暴走老人」にして「汚職の殿堂」劉志軍元鉄道大臣も逮捕。やはりというか、ついにというか。日本から見ていてもバレバレでしたね、この人の「献金好き」は。

 汚職追放キャンペーンの絶好の標的となった中国鉄道事業。劉氏の追放で高速鉄道のスピード合戦(誰と戦っていたのか?)も収まり、気が付くと日々、中国高速鉄道は順調に運用されております。

 株価もだいぶ戻してます。リーマン前の上場最高値更新まであと一歩と見てます。

 あの事故の時に、ここを買えた人は素晴らしい!

 「八縦八横」の高速鉄道も順調に伸びているようです。そして…前回も書いたようにここの強みはむしろ地味な「地下鉄」「大都市鉄道網」への車両等の提供ですね。(あともう一つは中国以外の新興国への輸出。この輸出事業の社内売り上げ構成比率が10%を超えそうです。)
 南車の中国国内での地下鉄車両市場では何とシェア7割。国有企業ならでは、でしょう。

 現在の中国では100万人以上の都市が200以上!あります。全部知ってますか?日本なら、東京、横浜、川崎、大阪、京都、神戸、札幌、名古屋、北九州、福岡、郊外都市も含むと仙台、千葉、さいたま、新潟、堺、広島…となりますか。
 そして中国だと、北京、上海から始まって、天津、広州、重慶、哈爾濱、長春、大連、瀋陽、青島、済南、石家荘、南京、蘇州、杭州、武漢、成都、西安、長沙、厦門、福州、深セン、貴陽、昆侖と思いつくも、まだまだ…はっきり言って聞いたこともないような都市が人口100万人どころか200万人くらいいる。(特に省都ではないような大都市)


 当然ながら、日本の大都市には都市通勤用鉄道としてJRと民鉄、そして地下鉄があります。

 しかし、中国の大都市で都市通勤用鉄道と地下鉄が整備されているのは北京、上海、天津、重慶の直轄市に、広州、杭州、大連…と調べてみても10~20を超える程度か。それでもすさまじい地下鉄建設ラッシュです。
 今後は、例えば、貴州省や甘粛省と言った辺境省・自治区の大都市の地下鉄・都市鉄道網が絶対に必要になってくると思われます。新しい建設計画もどんどん発表されるでしょう。


 21世紀は新興国の時代であるとともに「都市化」「メガシティ」の時代となります。中国はじめ、アジア・中南米・中近東・アフリカでは農村から大都市へと桁違いの人口が大都市に集まってきます。南車は日本や欧米の鉄道車両メーカーとしのぎを削りつつ、鉄道車両・設備を大量に供給すると思われます。




 世の中には闇雲に中国の成長、経済発展を否定し、嫌う人もいるようですが、そういった人が真っ先に否定するのが南車のような企業でしょう。しかしこの10年、いや20年以上かな、彼らの「予測」は当たりません。(政治と経済は不可分ながらも、現在の中国について論じるときは別なのです。)ですから、南車こそ中国株長期投資にふさわしい銘柄と信じます。



 これからも、このブログでは「20年以上の長期保有に耐えうる銘柄を発掘する」という壮大な?目標のため、様々な銘柄をご紹介していきます!
コメント
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