今日委員会に行くと早速受験の時にお話をしてくれた先生にゴミ捨てを頼まれた。基本的に用事なかった俺は快く引き受けた。
なんというんだろうか。
放課後のグラウンドの雰囲気がたまらなく輝いて見えた。
後輩に檄を飛ばす声、スクラム同士がぶつかり合う鈍い音、遠くから聞こえてくるベースのリズムがなぜか俺の心を遠くに連れて行きそうになる。
いや、まったく関係ないんだが。あ、機材担当の先輩が帰ってった。仕事してくださいよ。
ゴミ捨てを終わらせ、いつもの放送委員会の活動場所、地学実験室の引き戸を俺は開けた。
なぜかしゃべり担当の先輩二人が話し込んでいる。これはいつでもあることだ。原稿のネタだしとかな。
しかし先輩たちの見ている先は一つの携帯電話。
どうやらさっき帰った先輩と話しているようだ。気にせず発声練習を始める。
…
……
…………………なんか後ろの空気が重い…
なんでも放送で少しばかりミスったのをちょっとだけ言いすぎて喧嘩したそうで。
子供のケンカですか。
明日ってもう今日か。和解のために会議するみたいだからそれに期待するしかない。
生理的に嫌いな人っているもんなんだね。もうその辺の感覚消えかかってるからワカンネけど。
なんというんだろうか。
放課後のグラウンドの雰囲気がたまらなく輝いて見えた。
後輩に檄を飛ばす声、スクラム同士がぶつかり合う鈍い音、遠くから聞こえてくるベースのリズムがなぜか俺の心を遠くに連れて行きそうになる。
いや、まったく関係ないんだが。あ、機材担当の先輩が帰ってった。仕事してくださいよ。
ゴミ捨てを終わらせ、いつもの放送委員会の活動場所、地学実験室の引き戸を俺は開けた。
なぜかしゃべり担当の先輩二人が話し込んでいる。これはいつでもあることだ。原稿のネタだしとかな。
しかし先輩たちの見ている先は一つの携帯電話。
どうやらさっき帰った先輩と話しているようだ。気にせず発声練習を始める。
…
……
…………………なんか後ろの空気が重い…
なんでも放送で少しばかりミスったのをちょっとだけ言いすぎて喧嘩したそうで。
子供のケンカですか。
明日ってもう今日か。和解のために会議するみたいだからそれに期待するしかない。
生理的に嫌いな人っているもんなんだね。もうその辺の感覚消えかかってるからワカンネけど。