詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

春の陽気です。

2020-01-29 12:18:18 | 千駄記


今週末は月末です。気が滅入ります。
今日は春の陽気となりました。
それでも工場の事務所というものは寒いもので
暖房をつけていましたら、重役出勤の妹に
「今日は暑いよ!」と怒鳴り飛ばされまして
慌てて消しましたよ。
おっかねーんだ。

外はぽかぽか陽気です。この春を思わせる
陽気も意外に憂鬱の原因だったりして。
春は卒業と入学の季節ですからタダでさえ
憂鬱だったのに3.11がその記憶に追い打ちをかける
憂鬱の芽になっているわけです。
憂鬱の種じゃないところが肝心です。
既に芽生えているわけです。

画像は「恩賜の煙草」です。
少しは片づけなくっちゃと事務所の抽斗を
整理してたら出てきました。
いつ、頂戴したものだったか、失念しましたが
私の手元にあるという事実は確かです。
さすがに一本も吸っていない。

恩賜の煙草を戴きて 明日は死ぬぞと
決めた夜は 荒野の風も生臭く
ぐっと睨んだ敵空に 星が瞬くふたつみつ

恩賜の煙草と言いますとこの歌詞を思い出します。
「空の勇士」という曲です。
学生時代のコンパでよく歌いましたよ。
歌わされたって感じですけど、いつの時代だよ!
って思われるでしょうね。
35年前の話です。学ランに丸坊主。
上下関係のしっかりしていた時代。
この記憶も憂鬱の芽でしたわ。

夜はアパートに帰って短歌を作っていた学生時代。
戻りたくはない!

アメリカナイズされた現代の方が進歩的なのでしょうか。