神代桜。
8/26(金)曇
どんよりと暑い気候が続きます。
スカッとしないのね。
琵琶湖に鳥居が立つ光景が「映える」有名な撮影スポットのこと。
鳥居のある湖岸と駐車場のある神社の間を通る国道を
無謀に横断する人が後を断たないと、モーニングショーで見た。
湖岸で日の出を撮影し、車に戻るために、三脚を持って
横断していた79歳の方が死亡する事故も起きているとのこと。
「映える」写真を撮りたい人はスマホからインスタへという意欲。
横断中に亡くなった人は写真コンテスト入選へという意欲かな。
一番お気の毒なのは79歳の方を轢いてしまった運転手。
私もカメラ好きですが、そもそもなんで写したいのかね?
と、自問することはあります。
「良い写真」を撮ろうとして必死な自分が可笑しいこともある。
インスタで共感を得たいわけでもないし、
コンテストへ応募したいわけでもなく。
それは短歌も同じで、なんで必死に57577で表現しようと
苦しんでいるのか?って思うこともある。
写真も短歌も共通するのは「表現」だということです。
なにをなんのために表現したいんだろう?って考えると
いま生きていることを自分のために表現したいのだな
と、思う。
安っぽく、大袈裟に言えば「生きている証を残したい」
ってことなんだなー。
自分のためとはいえ、表現するからには共感を得たい。
共感を得るために、良い写真を撮りたい、良い短歌を作りたい
という、これはもう表現者の本能ですね。
つまり、自分を認めてもらいたいってことなのですよ。
おしまい。