詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

さよならF ようこそE

2020-01-16 12:14:58 | 千駄記


カーテンを引かないで眠る習慣があって
目覚めると寝室から青空が見えた今日です。

タイトルを見て「おい、おまえもか!」と
ツッコミを入れた人はフォトグラファーです。

私にとって今が旬の飛行機のお話。

「手荷物」ってなんなん?昔から思って
いたのですが「手荷物」ってなんなん?
二度言ってしまいました。

飛行機に手ぶらで乗ることはあんまりないですが
航空会社のカウンターにも「手荷物」って書いてある。
あそこに並ぶ人は荷物を貨物室に預ける人だけでしょう?
そこは「預入荷物」って書いた方がよくないかね?

現地に行ってから、あれがない、これがない
せっかく買ったのに‥ってことが嫌なので
荷物が多くなってしまう質です。
撮影機材を持ってゆくわけですが
フォトグラファーは、機材は「持込」で
他は「預入」って人が多いでしょう。私の場合は
国際線ではそうですが、国内線は信用しているので
撮影機材を「預入」にします。

ガラガラとかコロコロとかいうトロリーケースも
撮影機材専用のモノがあります。
大きさも機内持込OKなサイズで作ってくれているものも多い。
私もシンクタンクのエアポートなんちゃらっていうのを
使ってますが大きさはOK。完璧。セキュリティー万全。
デザインも地味でよろしい。
機材も隙間なく詰めるとちょっとやそっとじゃ
壊れまいって言うくらいの優れモノ。

だが、しかしなのです。

機内持込の重さは原則として全部で10Kg。
ガラガラだけで5Kgあるんだわ。それに
普通に機材を詰めたって軽く13Kgを超える。
ミラーレスのシステムでこれですから。
よって持込じゃなく預入にすることにしたわけで
どうせ預けるなら機内持込サイズに拘らず
もう少し大きいガラガラにすればよかったなと
悔いるこの頃です。
ま、現場に着いたら小さい方がラクですけどね。

先日「さよならZ、ようこそE」という記事を書きました。
明日「さよならF、ようこそE」ということになりそうです。
先日の出水市でのEマウントの映りに満足してしまったわけです。

長いこと使っていたFマウントともお別れです。
あちこちの車内泊で、幾夜を共にしたでしょう。
いくつの知らなかった風景を見つめたことでしょう。

カメラやレンズもご多分に漏れず一生モノではなくなりました。

最近は「所有」するということもなくなりそうな世の中で
私のような中老には、寂しい時代とも言えそうです。