詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

昨夜は板橋歌話会なり。

2019-10-31 16:20:27 | 千駄記


そこそこ暖かいんだか寒いんだか
よくわからない気候です。
なんとなく薄暗いんだから
いやんなっちゃうなぁ。

もう11月だって。
いやんなっちゃうなぁ。
すっかり消耗しちまっただよ。

昨夜は東武東上線成増駅前の
アクトホールで板橋歌話会が開催されました。

寒野紗也さんと奥村晃作さんの
土屋文明『ふゆくさ』を読むという
発表でした。
参加者が少なくて寂しい会でしたが
意見が活発に交わされおもしろいものでした。
しかも奥村さんは体調のよろしくない中
責任感から、きっちり発表くださり
頭が下がる思いでした。
板橋歌話会の今後についても
いろいろと考えなければならない時期に
来ているようです。

今月も生業&短歌業が忙しくなりそうです。





蓮とブルー・ビー

2019-10-30 12:04:06 | 千駄記


今朝は霧がいい感じでした。
今はすっかり秋晴れの装いです。

もう月末です。明日は給与支払いそのほかです。
相変わらずあちこちから虐められている私です。

さて、画像のブルー・ビー。
昔はこんな絵を時間をかけて一生懸命描いたものです。
パソコンにあったものを発見しました。

昨日のブログを見た方から
「ブルー・ビーは知らなんだ」とLINEが来ました。

「いつも教えられてばっかりで・・・」

と、LINEに書いてよこすものですから
「じゃ、2000円振り込んで」と請求しました。
受講料です。

三分の一は冗談ですが本気にしてくれたら
振り込んでくれるでしょう。

今週末から、またまた三連休ですね。

籠って短歌の仕事に専念しようと思っていると
妹から「じーさんの冬物買うの付き合え」と命令されました。
・・そうか。父は施設にいるんだな。
と思い出される出来事でした。




ブルー・ビーのこと。

2019-10-29 12:38:20 | 千駄記


しかし、雨です。

絵はナミルリモンハナバチという青い蜂。
通称ブルー・ビーと言います。

いつか見たいと思いつつこの辺にはいない。
検索してみると
葉祥明阿蘇高原絵本美術館の鑑賞用の
バジルの花の周辺を飛び回るそうです。
時期は夏から秋だそうです。
見られる時期はそこらへんに
飛んでる蜂と同じですね。

「幸せを呼ぶ青い蜂」なんて根拠の
ないことを決めつけられている気の毒な蜂です。

まあ、ここならええやろーって私の家に
巣を作ったアシナガバチも攻撃したわけ
じゃないのに私に巣を壊されて気の毒ですけれども。
仮にブルー・ビーの巣だったら大切に
見守るのでしょう。人間って勝手ね!

なんだかんだと青いミツバチ。
見てみたいものです。

来年早々九州へ渡る予定ですが
阿蘇はいかねーもんな。
しかも真冬だし!

いつかきっと・・と未来に期待して
生きてゆきましょう。







杉並区短歌大会見学

2019-10-28 12:46:13 | 短歌情報


昨日は午後から杉並区短歌大会へ出かけた。
私の短歌教室の生徒さんも何名か参加していた。

本日の講師である草田照子さんのお話が75分。
休憩を挟んで出詠歌85首の講評があった。

わが野蒜短歌会の萩谷さんが選者賞を受賞された。
あっぱれあっぱれ。

天気が持ちそうだったので地下鉄とバスで
出かけたが、普段クルマに慣れていると
疲れるものです。通勤もクルマですし。

知らない人たちと乗り合わせるわけで
そういうのって疲れますわ。



蜂の巣とかく戦えり

2019-10-27 08:24:42 | 千駄記

こちらが撤去予定の蜂の巣である。

今日は天気が持つかどうかという雰囲気。

昨日は一日よく晴れていたので
先日延期した蜂の巣退治を決行した。
完全に撤去するつもりであった。

実はそのまんまにしておきたいのだが
隣近所の方々がどうにかしておくれと言うのである。
ここで生きてゆくためにはご近所さんは大切だ。

「ええ、これから出撃します。お年寄りは外へ出ないように」
と高らかに宣言して庭に出て行く私。
涙ぐむご近所の皆さんが見送るうしろ姿は
きっとスローモーションのごとく映ったことでしょう。

まずは庭の草を刈り足場を固める。
庭に出るのは久々だ。草の上は滑るしね。
秋本番とはいえ蜂はそこそこ元気である。
キミらには興味ねーし・・を装う。
さて、いよいよ本番だなと汗をぬぐいつつ
何気なく気配する方に顔を向ける。


ガーン。ショックなんですけどぉ。

コチラにアシナガバチの本宅があった。
うわー!っと後退りする私。
まずはこの本宅を攻略するしかあるまい。

様子を伺いつつハチ退治スプレーをかける!
アシナガバチは回り込んでくる。そちらにもスプレー。
足元だ上だ真ん前だ!敵は華麗な舞を見せる。
が、ハチ退治スプレーの魔術師と化して
戦う50代半ばの男。
蝶のように舞い蜂のように刺すのはモハメッド・アリであった。
私は寝転んでキックを繰り出すアントニオ猪木のごとく
ハチ退治スプレーをシュッシュと放つ。
いささか格好悪い図ではある。

本宅との戦いは終わった。科学の勝利である。
私は奇跡的に無傷ではあるものの
缶一本が空っぽである。

よって、先日掲げた蜂の巣の別荘はそのままである。

本日は午後から開催される
杉並短歌大会の様子を見に行ってきます。





『まじない歌の世界~もしくは幸福論~』吉岡生夫

2019-10-26 12:16:17 | 短歌情報


『まじない歌の世界』吉岡生夫が届いた。
私にはなじみのないというより
「まじない歌」という言葉さえ知らずにいた。
早速開いてみたものの私には少々難しい。
が、興味が湧くのでどうにか理解できるまで
読んでみたい本である。

2章は糟谷磯丸。私はもちろん知らなかったが
吉岡さんもまじない歌について調べている内に
磯丸を知ったという。伊良湖出身の歌人とのことで
勝手に親近感がわいてくる。

内容はずっしりとした研究書の趣。
情熱がなければかけない本だと思う。




図書新聞3421号

2019-10-25 12:25:54 | 短歌情報


図書新聞3421号(2019/11/2付)をお送りいただいた。


志村有弘氏(相模女子大学名誉教授)が執筆されている
「同人誌時評」にわが「晴詠」4号を取り上げて頂いたのだ。



誰もやっていない、やろうとしていない冊子を
目指しているがこんな小さな個人誌に
注目頂ける幸せを噛みしめる今日である。



Birds of Japan(鳥図鑑・洋書)

2019-10-24 12:06:25 | 千駄記

これ、最近気晴らしに眺めている洋書です。

どうせなら中身もスキャンすればよかったと
後悔しますが美しい本です。
洋書なのでほぼ英語。
よって眺めるだけ。
ぼくは英語2でしたから。

今日は朝から雲行きが怪しいです。

人気お笑いタレントTさんの税金に関する件で
ニュースショー、ワイドショーが盛り上がってます。
44歳にもなるおっさんが自らを
「ルーズ、だらしない」と責める哀れさ。
「納税するのがバカらしかった」と本音は言えませんから。
数年前までは申告をして、ここ3年は申告していないとのこと。
要はケツを捲ったってことでしょう。

驚くのは彼の精神力。
未納はもちろん申告すらしないと
税務署はどんどん追い込んでくるのでは?
納税が遅れれば派手な封筒で差し押さえを
予告してきますし。電話の向こうで偉そうに
モノを語りますし。
それらを無視して平然と仕事をこなす。
しかも人を笑わせることが彼の生業。
その精神力はあっぱれです。
私なんぞいっそ死んでしまいたいくらいに
思うこと度々です。

払わないのと払えないのは違います。
払ってしまいたいのに払えない。

もちろん税金の種類にも寄りますけどね。
このTさん今回は法人税。彼は修正申告をして
追徴課税など一括で支払ったとのことです。
払えるなら払えばいいのに。
申告すらしていなかったということは
個人の所得税やら住民税はどうなっているのでしょう?
節税のために会社を立ち上げて報酬を迂回させていた。
おとなしく吉本興業から報酬を受け取っていれば
すべて会社がやっていてくれたのに
バカげたことです。
天引きされる税金がもったいなかったのでしょう。

昨日のブログの記事の続きになりますが
生きる上で最も大切なことのひとつは、やはり

想像力

なのだと思った次第です。




バイキングもしくはビュッフェ

2019-10-23 12:07:10 | 千駄記

注)この画像は昨日の「饗宴の儀」のものではありません。

昨日の「即位の礼」のニュースは帰宅してから
拝見したのですが、素晴らしいものですね。
伝統と格式っていいものです。
画像はひとりバイキングの様子です。
最近は「バイキング」を「ビュッフェ」と言いますね。
ぼくはついバイキングと言ってしまいます。

今日は天気が良すぎます。快晴です。
それでも刻々と時が刻まれていることに
恐怖を覚えたりして。
そもそも人間とは妙なことを
考えすぎる生き物なのかもしれません。
想像力を働かせるということは生活する上で
もっとも大切なことのひとつだと思っているわけですが
想像しすぎもよくありません。

昔、聞いた話です。
例えば将棋を指しているとする。
先手が飛車をまんなかに持ってくる。中飛車です。
後手は先を読む。ああ指せばこう指すだろ。こう指したら
こう指してくるはずだ。さらに先を読む。
すると後手は何も指さないうちに
「まいりました」と言ったとか。

ぼくのように想像力たくましく生きていますと
似たようなことがいくつもあります。
で、挑戦する前に諦めるわけです。
想像力がたくましい=慎重になる。
これは無論「負の想像力」が働いた場合ですけれども。
負ではない、逆の想像力が働きすぎる人は
もっと始末が悪いように思いますがね。

石橋を叩いて渡る
ぼくは石橋を叩きすぎて割ってしまう質です。
結果、どこへも行けなくなります。

天気が良すぎて空っぽになってしまいそうです。




モノづくり冥利とは

2019-10-22 09:33:05 | 千駄記


手渡しの給料袋受け取るに熟練工は軍手を取りぬ

このうたはずいぶん前に作ったものです。
私がこの世界に入って間もなく目撃したシーン。
昔は社長が給料日には職人のところを
回って給料入りの茶封筒を渡したのです。

今日は雨!
昨日書いた「蜂の巣との戦い」は延期しました。

画像はステンレスで作ったシンク的なものです。
私はこれをステンレスの板から切り抜いて、
折り曲げて熔接して磨いて仕上げる仕事をしています。

私は小器用なんです。「美術は5」でしたし!
AIを搭載したロボットでも作れないと思う。
これは微かな誇りです。

この現場据え付けが超都会の一角で
今日の午前零時からありました。
本日、都会では交通がマヒするためです。

現場の寸法に合わせて作るわけでこんなものが
何十点かあると図面の間違いによって
入らなかったりします。
で、案の定2点ほど至急作り直してくれと懇願されまして
いま、階下で招集した職人が作ってくれてます。
私は今日はモノづくりはしたくねーので。
これは絶対追加費用を頂く!と決意して
経緯と事情を客先にメールしたところです。

今日こそは気分を変えて
「短歌」に専念したいところでしたが甘かった。

ここでも何回か書いてますが、

短歌は業余のすさび。

まさにこれ。




蜂の巣育つ

2019-10-21 12:20:05 | 千駄記


ハチクマが台風凌ぎ海渡るころをわが家に蜂の巣育つ

家の周囲の点検など日ごろからまったくすることはなく
庭に出ることもなく日々リビングのソファをわが小舟の
ごとく座ってみたり横になってみたり食事だって小舟の
上で済ませている有様で台風が来ても日照りが続いても
テレビを見るにも音楽を聴くにもエアコンをつけるにも
リモートコントローラが小舟から手を伸ばせば届く範囲
にあって空気清浄器もハロゲンヒータも手足を延ばせば
ボタンが押せるし夏服だろうが冬服だろうがほんの少し
だけ腕を伸ばして引き寄せれば手に入るし飲み物だって
床の上にペットボトルがあるという怠惰な言い換えると
エネルギーを消費しない暮らしを徹底してまいりました。

このところ世は「ハチクマ」ブームなのか?
NHKで立て続けにハチクマのドキュメンタリーが再放送された。
私も今年は伊良湖岬で鷹の渡りを眺めたせいで
改めてハチクマっていいなあと思っていたところ。

「なにハチクマって?」と訊かれると
「ハチクマはね、蜂の巣を襲う鷹の仲間なんだよ。
秋になると南下して長崎の福江島から東シナ海を越え
タイを通ってボルネオやスマトラを目指す。
春になると今度は大陸を通って元の営巣地に帰ってくるのさ。」
と答えたりして。

さて本題。わが家に蜂の巣ができておった。
この夏、やけにアシナガバチが庭を飛び回っておるのぉ
と気になってはいたが。
また憂鬱の種が一つわが心に埋められたことになる。
ハチクマは飛んできちゃくれないし。

明日は蜂の巣を撤去する戦いに挑む。
この男の物語をどうぞご期待ください。





短歌生業短歌生業ごろ寝食事

2019-10-20 10:24:47 | 千駄記


渡りのヒヨドリです。

ここのところ涼しくなってきました。
少し寒いですね。
朝から工場におります。
自宅のパソコンより性能がいいので
諸々の作業が捗ります。

昨日は午後から短歌教室。
台風19号の影響か、道路は結構渋滞していまして
20分ほど遅刻してしまいましたが
3時間ほどみなさんの顔色を窺いつつ
漫談をしてきました。

帰っても仕方ないので
しばらく明日からの生業の準備と
短歌関係の資料作りに励みたいと思います。

歌集を何冊も頂いているのですが
なかなか感想を差し上げられず。

諸々が一区切りつくまでお待ちいただきたい。

出場しているわけではありませんが
プロ野球の日本シリーズが始まり
ラグビーも今夜はベスト4を目指した戦いが
あるのでわたしゃ忙しいです。
たまには食事もとらなきゃいけないし
ゴロ寝もしなきゃいけませんしね。









「短歌往来」11月号

2019-10-18 12:03:56 | 短歌情報



「短歌往来」11月号が届きました。
私が連載中の「評論月評」第2回目が掲載されています。
「現代短歌」9月号と「歌壇」9月号の記事を
参考に文章を書きました。
「短歌往来」をお手に取った方はご覧いただければ幸甚です。

今年度の講師を務めます品川短歌大会のレジュメを
担当の方にお送りしました。
大会は11/10に開かれます。
クルマで出かけようと思っていたのですが
祝賀御列の儀 天皇陛下ご即位のパレードの日と
重なりましたので電車で出かけることとします。
まだまだ先だと思っているとあっという間に
近づいてきてバタバタします。

光陰矢の如し。

鉄砲玉のごとしですね。




現代短歌11月号

2019-10-17 11:56:52 | 短歌情報


レンブラント光線だよと指を差し語らずに済むひとりの旅は(「晴詠」無頼紀行より)


昨日、「現代短歌11月号」が「玲瓏」発行人である塚本靑史さんから届きました。
塚本さんが連載されています「画架(イーゼル)に短筒(モーゼル)」に
拙作を引用して頂いたのです。
うれしいことです。
歌壇の隅っこで細々と発行している「晴詠」を見て頂けるとは有り難く。
以前、お電話を頂いたので「そろそろ発行かな」とジュンク堂でも
覗きに行こうかと思っていたところわざわざ送ってくだすった。
感謝感激です。

今朝がた、「現代短歌」を読んだらしい博多のY中もとひさんから
メールをいただきました。「お、いしかわのうたが載ってるわい」と
思ってくれたのでしょう。

月刊「現代短歌」は意欲的な総合誌のひとつだと思っていましたが
次号からは隔月となりB5版になって再出発するそうです。
特に「評論」に力を入れてゆきたいという編集長のお考えのようです。
「読める雑誌」になるか否かは書き手次第となるでしょう。
先日頂戴したお葉書に「文章を書かない歌人は信用しない」と
書いていらした方がいらっしゃいました。
正にその通りだと私も思います。
評論などの充実こそが短歌の繁栄に繋がるものと思います。







遥かを旋回しつつ

2019-10-16 17:42:33 | 千駄記



稜線を飛ぶ角鷹は近づくと見えて遥かを旋回しつつ

夕方5時半も過ぎるとほぼ夜となります。
気が付いたら10月も半ばになっている。

昨日は午後から熱海に向かいましたが
台風19号の影響かところどころで大渋滞。
到着は暗くなってからになりました。
快調に走れば2時間ちょっとの道のりなのに。

得意先の倉庫のシャッターを勝手に開けて
次から次へと荷を下ろし任務完了。

帰りも渋滞です。遠回りをしたらナビの設定より
早く着きましたけれども。
危うく午前様になるところでしたわ。

工場に来る人来る人誰もが「忙しそうですね」と
おっしゃる。「暇だよ」と応えることにしています。

ま、ひとつひとつやっていかなければ終わりませんね。
ボヤく暇があったらやりますとも。