詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

星のうた

2019-07-25 12:59:25 | 千駄記


格外の想像力で星たちをいにしえ人は結び名づけり
三十八万キロかなたも余地はなく名づけられたる月面図あり
火星の標高二七〇〇〇メートルのオリンポス山の麓に立てば
石壁の木星模様を背に待つを見て見ず見ず見て人が行き交う
描かれる土星の常の傾きは強調したい環のせいである
地球から遠く離れし火星人と天王星人の相性聞かさる
星の名を知らず生き来し冥き絵の父まぼろしの第九惑星


私の第二歌集『百年猶予』から星のうたの一部を抽きました。

夏の流星と言えば「ペルセウス座流星群」ですが
今年の極大は8/13の16:00頃とか。
しかもこの日は月が大きいので観測には向かないようです。

画像は去年のふたご座流星群ですが、あてずっぽうに
シャッターを開いて偶然写ったものです。
あんな好条件でこれですから。

流星群がダメな夏の夜には花火。
人込みは苦手ですがどっかで花火を狙います。
それを写せれば「晴詠」4号も完成します。
勝手に頑張ってみます。