夕方近くになって沼にでかけた。
関東有数のコハクチョウの越冬地と聞いていた。
果たして沼に近づくまでもなく啼きかわす声が
かまびすしい。
白鳥の群れの近くには塒立ちを待つ
カメラマンが大勢いらしたので
ぼくは随分と離れた場所から撮影した。
バタバサバサバタと助走をつけて
飛び立つ姿は捉えられなかったが
悠然と飛翔する姿はいくつか撮影出来た。
久しぶりの野鳥観察は楽しかった。
何年か前にもここで一度
撮影したことを思い出しつつ。
ぼくの環境も状況も姿も
何もかも変わってしまったけれど
変わっていないことだってある。