小惑星探査機、バイク、新幹線「はやぶさ」という呼称とりどり
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、
「小惑星探査機『はやぶさ2』が、地球と火星の間にある
小惑星『リュウグウ』への着陸に成功したと判断した」
と発表したそうです。
「はやぶさ2」ってすごいんでしょうね。
あっしにゃわかりませんけれども。
はやぶさといって思い出すのは昨年の夏のことです。
信州のとある崖に向かって一人ぽっちで
カメラを向けておりますと
見知らぬ年配の女性が声をかけてきました。
この辺に温泉がある
って駅員に聞いて歩いてきたんだと言います。
タクシー乗ればよかったのにと言いますと
歩きたかったのよねと汗を拭きふきおっしゃる。
女性「この道を行けばいいんですかね?」
われ「これを行ってもたぶん行き止まりですよ」
地図を示しながら
女性「ここなんですけどね」
われ「ぼくは東京から来たので」
女性「私も埼玉からきたのよ」
われ「たぶんこの上の道じゃないですかね?」
女性「ああ、そうかしら、ありがとう」
ところで、何を撮ってるんですか?
われ「え、隼(はやぶさ)ですよ」
崖を見ながら一拍あって
女性「ええっ!電車ですか!?」
われ「鳥です」
東北新幹線に「はやぶさ」が走っているけれども
年齢からして女性は寝台特急の「はやぶさ」を
思い浮かべたんだろうな。
線路など通っている気配のない崖に
望遠レンズを向けてるのにさ・・。
人は自らの経験や感覚に従って
モノを思考することを改めて認識したことです。