詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

鳥の軽さ。

2019-02-06 17:51:38 | 千駄記


車椅子へ座らせようと支うるに鳥の軽さと思えり父よ

鳥は飛ぶために軽く軽くと進化を遂げています。
大きさから想像する重さよりずっとずっと軽いんです。
このところ鳥の観察に出かけていません。
ジェリー藤尾じゃないけれどどうせなら
遠くへ行きたいと思ってしまうからです。
ちょっと古すぎましたか。
冬にしか観察できない鳥がたくさんいますが
また次の冬かぁなどとため息も出ます。

何より生業に力を入れなければなりません!

今朝、外で親父が倒れまして・・。
八〇歳になったのですがここ数年すっかり弱って
しまい心配よりも困っているわけですが
本人は散歩したり、プラプラしていたわけです。
よくも転ばないものだと思っていたところ
ぶんごろげったわけです。
ご近所の方々に助けてもらったようですが
救急車を呼ぼうとしたら断ったそうです。
どうせ今日は私が病院へ連れてゆく日だったので
救急車で行けばよかったのにと思いつつ。
足元が覚束ないので外来の車椅子を借りて
病院で待っていた妹に引き継いできました。
転んだせいもありますし更にいろいろの病気の
可能性があるらしく検査をしているようです。
妹は食事する時間もとれず付き添い中。ご苦労!

さっき、近所の者ですが‥と言って
助けてくれた方から電話がありました。
私の知らない人ですがこの地で50年近くも
工場をやっているせいか父は有名人のようです。
「お父さんどう?」というのです。
「生きてるみたいです」と答えると
笑っておられました。
この先、お金も時間もかかりそうですが
考えようによっては父は恵まれた人です。

朝から行って未だに検査やらしているようです。
いつ呼び出しがかかるかもしれず帰るに帰れねぇー。