美術館巡る私を素のわたしが知ったかぶるなと冷やかしておる
本日は立春で、これから立夏の前日までが春だそうです。
3月には春分なんていうものもありますね。
これから徐徐に日が長くなってゆくのでしょう。
天文の知識には疎いので気にしないこととします。
寒くて暗い工場から外へ出たとき
あんまりに暖かくって眩しくて
冬眠から覚めた熊を思いました。
わが心はなかなか目覚めませんけれども。
週末に友人から「歌を見てくれ」と
メールが来まして30首程度ありましか。
拝見しながら
*無駄を削る*韻律を意識する
*三句切れを疑う*擬人法を疑う
*型に嵌った表現をしない
ということを改めて意識しました。
これにはもちろん
「説明しない」という事が含まれます。
先日の短歌教室で「これは説明だね」と指摘しましたら
生徒さんが「なんで説明しちゃいけないのかしら」と
呟きました。
「説明して伝えたいなら散文を書けばいいのです」と
言いました。
短歌は詩であって散文ではないのです。
さて今日のうた。
美術館やら記念館やら写真展やらそんなに好きでは
ないけれど行くこともあります。
なんかあの緊張感が恥ずかしくなるのです。
作品を観る自分を冷やかす自分が現れて
居たたまれなくなるのです。
これバカの特徴かもしれず。