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(旧)yoyo的日記

台湾での生活について、シェルターから受け入れた黒猫姉妹について、台湾で暮らして10年のyoyoが書いています。

旧正月の過ごし方(2)

2010-02-21 | 台湾事情
さて、旧正月もいよいよ今日で本当に終わり。明日からはまったく平常通りの生活に戻ります。一般的には「元旦から五日間」がお正月な感じですが、前回の記事で言ったように「大晦日の晩ご飯」がメインイベントなので、みんな大晦日からお正月休みに入ります。だから、お店は早めに開いたりするものの、企業は基本的に六日間はばっちり休む感じですね。特に今年は休み明けとなるべき日がちょうど金曜だったので、みんな「じゃあついでにもう一日休んで月曜から仕事にしましょう」ということになったようです公務員もですよ~。日本のお正月休みに比べてずいぶんのんびりしてますよね今年は海外旅行へ行く人もずいぶん多かったようです。

元旦の朝、誰かに会うと「明けましておめでとう」とさらに「今年もお金がもうかりますように」みたいな言葉を言います。中国人っぽいですね~(笑)
元旦は別に行事はないので、私は毎年この日お友達のおうちに遊びに行きます。ここではまた大賭博大会が

だいたいみんな100元札(ピンクのお札。300円弱)で賭けていますが、中には1000元札(青いお札。3000円弱)で賭ける人も。みんな大騒ぎです。
ここでも、お正月らしい豚の腸詰めや豚足などのお料理が並びます。



前回ちらっと「紅包」の話をしましたが、これ、かなり大変な出費になるんですよね。まず両親に渡しますが、父親と母親、一人ずつに6,000元ずつくらい(合わせて35,000円くらい)渡しますし、もし祖父母がいればまた同じくらいの額を渡します。さらに親戚の子や友達の子にも渡すのですが、日本と違うのがたとえ一ヶ月の赤ちゃんにでも渡すところ。赤ちゃんや子供にはそんなに多くは包みませんが、それでも最低600元(1,800円くらい)。
見ててわかると思いますが、こっちはお正月に会う人の数、集まる親戚の数が日本のお正月の比ではないので、こういう紅包がけっこうな額になるんですよ。いやはや、大変
もちろん上記の金額は一応の目安で、経済力が高い人は紅包もばーんと包みます(60,000元とか)。

こちらでは大晦日から新しい下着を身に着けて新しい年を迎えるわけですが、これも中国のお正月らしく赤い下着ですしかもなんというか朱色が混じったような独特の色の赤ですね~。年末になるとこの手の下着が「新年開運下着」みたいな感じでどこでもばばーっと売られています(男女とも)。こんな感じの下着です。

あ、ちなみにこの画像はネットショッピングサイトです。私ではありませんよ

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