某TV番組で、福島第1原発の作業員の特集をしていました。インタビューを受けた方は、原発建屋のすぐ傍の屋外で作業しており、15人、3グループで、一日3時間の作業をしているとのことでした。しかし、線量計はつけていますが、アラームが鳴っても移動(避難)することなく、監督の「大丈夫」との声を信用して、作業を続行するとのことで、依然として杜撰な被爆管理しかなされていないようです。
また、原子炉の実態も知らされておらず、メルトダウンについても、東電が隠していたことは納得でいないと言われていました。また新工程表についても、汚染水の処理だけでも、今年中には無理で、工程表どおりに進むことは絶対に無理だと本音を漏らしていました。
福島第1、第2原発に医師として入った愛媛大学の谷川医師は、2段式ベッドは入ったが、まだ雑魚寝状態は続いており、お風呂は4日に1度で、今後熱中症が心配されるとのこと、また精神的なストレスや恐怖感からPTSDも懸念されるとのことです。職員や作業員の8~9割が地元の被災者で、(家や家族を失った中で原発労働者として働いているわけで、)敬意と労(ねぎら)いの言葉が必要だと訴えられておられました。
一方、原発事故や津波による被災で避難している人々の中で、「ヘドロ粉塵(性)肺炎」が急増しているとのことです。宮城県の石巻病院では、例年の5倍(213人)の肺炎患者さんがいて、その3割が「ヘドロ粉塵(性)肺炎」だそうです。これは粉塵粒子を吸い込むことで、小さな炎症が肺全体に広がっていくもので、年齢に関係なく発症し、咳、発熱、吐き気が主症状で、最悪死に至るとのことです。
原因は、ガレキ撤去によって飛散した粉塵で、仙台市の13ヶ所でのヘドロのサンプリングと分析結果によると、油分やポリ塩化ビフェニール、重金属類、チフス菌や赤痢菌等を含んだ埃を吸い込むことによって発症するそうで、やはり抵抗力の落ちている方が罹り易いようです。通常の花粉症のマスクではなく、できる限り防塵マスクを着用して外出したり、生活することが肺炎防止には大切だと思います。ちなみに、阪神淡路大震災では、223人の方が肺炎で亡くなられているとのことで、その時は誤嚥性肺炎が多かったそうです。
P.S. 原発内での作業、アラームが鳴る度に避難していは、作業にならないのが現実でしょう。それをどうするのか、これは作業員の方々の問題ではなく、国がきちんと方針を決め、それに則ってやっていく、と決めるしかないのだと思います。そのような危険な作業をさせないと決めたのなら、作業が進むまいが、放射能が漏れ続けようが、そうすべきですし、危険でも、被曝しても必要な作業を続行させるというのであれば、それをきちんと説明した上で、希望者だけを、東電の役員から、そして政府官邸から、或いは議員から、そして専門家からまず選定して(訓練の実施の上)作業をおこなうべきだと思います。それとも、徴兵制ならぬ、徴原発作業員制を敷いて、(日本を担う若者世代に代わって)40歳以上の男性は、1ヶ月間、原発作業に従事しなければならない法律でも作りますか?・・・勿論、老い先短い私などは、喜んで従事させて頂きたいと思います・・・
P.S. 肺炎に関して心配なのは、やはりアスベストです。分析結果でアスベストが出ないというのは信じられないので、項目に無いのだと思いますが、出演していた谷川医師も、「アスベストが抜けている」と発言していましたが、すぐには発症しないとはいえ、やはり恐ろしいのは石綿による癌や中皮腫です。是非政府には、アスベスト問題の周知と、実行性のある対策を講じて頂きたいと思います・・・
また、原子炉の実態も知らされておらず、メルトダウンについても、東電が隠していたことは納得でいないと言われていました。また新工程表についても、汚染水の処理だけでも、今年中には無理で、工程表どおりに進むことは絶対に無理だと本音を漏らしていました。
福島第1、第2原発に医師として入った愛媛大学の谷川医師は、2段式ベッドは入ったが、まだ雑魚寝状態は続いており、お風呂は4日に1度で、今後熱中症が心配されるとのこと、また精神的なストレスや恐怖感からPTSDも懸念されるとのことです。職員や作業員の8~9割が地元の被災者で、(家や家族を失った中で原発労働者として働いているわけで、)敬意と労(ねぎら)いの言葉が必要だと訴えられておられました。
一方、原発事故や津波による被災で避難している人々の中で、「ヘドロ粉塵(性)肺炎」が急増しているとのことです。宮城県の石巻病院では、例年の5倍(213人)の肺炎患者さんがいて、その3割が「ヘドロ粉塵(性)肺炎」だそうです。これは粉塵粒子を吸い込むことで、小さな炎症が肺全体に広がっていくもので、年齢に関係なく発症し、咳、発熱、吐き気が主症状で、最悪死に至るとのことです。
原因は、ガレキ撤去によって飛散した粉塵で、仙台市の13ヶ所でのヘドロのサンプリングと分析結果によると、油分やポリ塩化ビフェニール、重金属類、チフス菌や赤痢菌等を含んだ埃を吸い込むことによって発症するそうで、やはり抵抗力の落ちている方が罹り易いようです。通常の花粉症のマスクではなく、できる限り防塵マスクを着用して外出したり、生活することが肺炎防止には大切だと思います。ちなみに、阪神淡路大震災では、223人の方が肺炎で亡くなられているとのことで、その時は誤嚥性肺炎が多かったそうです。
P.S. 原発内での作業、アラームが鳴る度に避難していは、作業にならないのが現実でしょう。それをどうするのか、これは作業員の方々の問題ではなく、国がきちんと方針を決め、それに則ってやっていく、と決めるしかないのだと思います。そのような危険な作業をさせないと決めたのなら、作業が進むまいが、放射能が漏れ続けようが、そうすべきですし、危険でも、被曝しても必要な作業を続行させるというのであれば、それをきちんと説明した上で、希望者だけを、東電の役員から、そして政府官邸から、或いは議員から、そして専門家からまず選定して(訓練の実施の上)作業をおこなうべきだと思います。それとも、徴兵制ならぬ、徴原発作業員制を敷いて、(日本を担う若者世代に代わって)40歳以上の男性は、1ヶ月間、原発作業に従事しなければならない法律でも作りますか?・・・勿論、老い先短い私などは、喜んで従事させて頂きたいと思います・・・
P.S. 肺炎に関して心配なのは、やはりアスベストです。分析結果でアスベストが出ないというのは信じられないので、項目に無いのだと思いますが、出演していた谷川医師も、「アスベストが抜けている」と発言していましたが、すぐには発症しないとはいえ、やはり恐ろしいのは石綿による癌や中皮腫です。是非政府には、アスベスト問題の周知と、実行性のある対策を講じて頂きたいと思います・・・