父、怒る

７月のジャパンマスターズ（一年に一度開催される年齢別全国水泳大会）に出る予定だったんです。
と、いうのも私の父と叔父が、水泳を長年やっていて、最近家族交流していないので、私と大会に出たいと大阪からわざわざ横浜に遠征に来ると張り切っていたんです。私は了解して「久し振りに出るかっ。」という事になり、昨日も大会場となる横浜国際プールに練習へ行ったわけなんです…が、

今日、エントリーしようとしたら…締め切り、終わってました
やべー、怒られる


そう言えば、大昔、なみはや国際プールの大会に応援に来た父が「ゆう、もうすぐ出番やぞ。400始まるぞ。頑張れ！応援してるからな！」
二階席でくつろぐ私に、ドデカいビデオカメラを肩に乗せたまま声を掛けてくれました。当時、父は鮨店を営んでまして、店を閉めて大会の応援に飛んで来たのです。そんな父に、アホ娘は、
「あ、パピーぃデッキシーディング間に合わんかったぁ見学にまわったとこ」
中距離以上になると、当日早い時間に来て再びエントリーをしなくてはいけません。ですが、遅刻してしまい、プログラムに名前が載っているもののエントリー出来なかったわけです。
「…。お前っ！！！このアホ！ここから落ちて死ねっっ！！」
へへへっ…父から二度死ねと言われた事があります。もう一度は、他のすし屋で、水泳仲間と盛り上がり、急性アルコール中毒で運ばれ、朝病院で目覚めた時です…。あはは、お父さん、こんな娘でゴメンチャイ


本日、電話をしたら、予想通りかなり煮えくりかえってました。離れて暮らしていて良かったと思う瞬間です。オホホ

でも、想像つくんです。父が、色んな人に自慢していた姿を…
「ワシ、娘と水泳大会に出ますねん。アイツが出る言うから、わざわざ横浜まで行って付き合わされるんですわ～。ワシもアホですわな～。久し振りに娘に会えますわハッハッ。」…てね。切ないねごめんね、お父ちん…

今日は父の誕生日、「おめでとう。プレゼントは無いけど、刺激あげるから長生きしてや～。」