社会福祉法人長寿会(陽光の園ブログ)

神奈川県小田原市入生田475
https://kanagawa-koureikyo.or.jp/tyoujyu/

身体拘束廃止に関する研修会を行いました

2019年03月24日 | 職員
陽光の園では能力開発研修委員会があり介護、看護、ケアマネ、相談員、事務、調理などの多職種の職員で構成され
年に4回~6回の研修会を企画しています。
先日、相談員HさんとケアマネⅯさんが中心となり身体拘束廃止に関する研修を行いましたよ

まずはグループワークで皮膚のかきむしりが多くそれをなくすための方法を検討し
各グループでフセンを使って意見を出しグループ発表を行いました。


その人の生活歴をもっと調べて背景を調べたらどうか、その人の性格にも注目したらどうかなど
その掻(か)いてしまうという動作だけでなくその背景を認識して対応するなど色々な意見が出ましたよ
「それなら手を拘束すれば良い」という単純な答えではダメでそれが身体拘束の一例になってしまうんですね。

ただ、感染を防ぐために部屋から出ないようにすることや怪我した手をいじりさらなる骨折悪化などやむおえない場合があります。
それには3つの要件として、切迫性(生命または身体が危険にさらされる可能性)、非代替性(他に方法がない)、一時性が必要であることを認識しました
また、手続きとして、家族への説明と確認書、身体拘束検討委員会の記録、身体拘束の記録など、実際書いた用紙を見ながらその手続きを学びましたよ

最後に、今では身体拘束になる「つなぎ服」を体験してみました。
これは脱衣やおむつはずしを無くすよう体の自由を制限するために遠い昔は使われていたそうです


このように陽光の園では身体拘束廃止や虐待防止に取り組んでいます
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ひな飾りの一番上は右左どっち???

2019年03月03日 | イベント
陽光の園は生活の場でもあるので季節行事を大切にしています
例えば・・・お正月、節分、ひな祭り、鯉のぼり+菖蒲の湯、七夕、盆の供養、夏祭り(盆踊り)、十五夜、運動会、ゆずの湯、クリスマスなどなど・・・
陽光の園行事:http://www.kanagawa-roushikyo.org/tyoujyu/youkou/tokuyou/index.html

そして、3月3日は桃の節句ということ7段の雛飾りを行いました。
今はなかなかここまで飾るご家庭は少なくなり7段飾りを眺める来園者の方が多いですね。

さて、一番上の内裏雛(だいりびな)はどちらが右?左?と迷いますね
関東地方では向かって左が男雛、右が女雛で陽光の園も写真のように同じです
関西地方では公家中心の社会である京都の影響で「左が上位(女雛から見て)」とされ向かって見ると男雛が右に来るそうです。
人によってはどちらかになじみがあり「小さい頃見たのは〇〇が右だった(左だった)」ということが起こるそうです

そうえいば、雛飾りの中でも桜が飾られていますが、本物の桜も気候が暖かくなり少しづつ咲き始めています




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