【ブラック都市伝説】「素敵なレストラン」
こんな噂を聴いた。
米国にある夫婦がいた。二人は大層裕福な夫婦で、夫がビジネスで成功していた為、働く必要がなかった。俗に言うニューリッチという世代である。夫の経営する会社は早くも株式公開し、多額の寄付を得ており、夫は40代にして、早くも老後を楽しんでいたのだ。
特に二人にとって、世界各地を旅行するのが趣味であった。アジア、南米、アフリカ・・・欧米とは違う風俗や習慣はいつも彼らにとって新鮮であった。
「特に世界各地の辺鄙な場所での食事が楽しみだ」
「とんでもない、ゲテモノを喰わされた、あのショックといったら、それにまさるスリルはないよ(笑)」
二人は毎月のように世界各国を旅行し、その土地の社会に驚きその土地のレストランで名物料理を食べるのを楽しみとしていた。つまり、旅行とグルメを生き甲斐としていたのだ。
また、二人には子供が無く、いつも愛犬を連れ歩いていた。愛犬の名前はスージー。もちろん旅行中も一緒である。頭の良い犬で二人の言う事はよく聞いた。二人はスージーを世界中どこにでも連れていく。愛犬スージーは二人の子供であり、旅行の大切なパートナーでもあるのだ・・・(この続きはこちらから)