特別天然記念物のオオサンショウウオが「遺伝子汚染」、中国産のオオサンショウウオと交雑
京都・賀茂川に多数生息する特別天然記念物のオオサンショウウオが「遺伝子汚染」に犯されている。京都大大学院の松井正文教授によると
賀茂川のオオサンショウウオの遺伝子の系統を調べるため、4年前から捕獲した個体のミトコンドリアのDNAや酵素を分析していた。
111匹のうち13%が中国産で、44%は中国産との雑種と判明した。特に幼生の71%は雑種であり、日本固有種が絶滅の危機にあることが解った。
なぜ賀茂川に中国産オオサンショウウオが入り込んだのか。昭和47年に岡山県の業者が中国産800匹を食用に輸入し京都の料亭などに持ち込まれていたが
、その一部が逃げたり、遺棄されたのが原因だという。
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