ヒヨドリは
形態は頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。
生態は里山や公園などある程度木のある環境に多く生息し、都市部でも見られる。おもに樹上で活動するが、地上に降りることもある。
飛ぶときは数回羽ばたくと翼をたたんで滑空するパターンを繰り返して飛ぶため、飛ぶ軌道は波型になる。鳴き声はピーヨ、ピーヨと騒がしく鳴き、飛びながらピーッ、ピーッと鳴く。ピーヨキュルキュルキュルなどとも鳴く「ヒーヨ!ヒーヨ!」と聞こえ、和名はこの鳴き声に由来するという説がある。
主に果実を食べるが、繁殖期は果実に加え昆虫類も多く捕食する。非繁殖期は果実がほとんどである。
巣は椀形(わんがた)で、葉っぱのよく茂った枝の上に作る。外装は小枝が中心で、内装には草の茎や根を使う。内径8~10cm、探さ3~5cmが一番多い。卵数は3~4個で、4卵が多い。
一夫一妻である。
餌を運ぶヒヨドリの親
監視するヒヨドリの父
仲良くお休みの五羽のヒヨドリの子