よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録035(こと座 M57リング星雲)

2023-04-19 07:00:00 | MC天体

4月17日深夜、晴れ

観測場所 よしべや自然博物館第二観測所(以後、メダカ部屋観測所と表記)

 

こと座M57リング星雲(惑星状星雲)画像①

FMA135+Neptune-CⅡ+UV IRカットフィルター(PlayerOne)+2倍バローレンズ(Vixen)+Virtuoso GTi

SharpCapPro4.0で、ライブスタック。Save exactly as seenで、PNG保存。

得られた3枚の画像をステライメージLiteで、前処理、加算コンポジット、画像調整。

得られた画像②をMicrosoftフォットで、中央部トリミング。色・明るさ強調。

画像①

画像②(画像①のトリミング前)

画像③(FMA135+Neptune-CⅡの画像)

画像④(こと座α星ベガ、FMA135+Neptune-CⅡ)比較のため掲載。

画像⑤ライブスタック画面をiPhone7で撮影したもの。iPhoneで画像調整・トリミング。

これでも天文初心者には上等。

 

 

参考資料

1)こと座 - Wikipedia

2)環状星雲 - Wikipedia

3)ベガ - Wikipedia

4)惑星状星雲3連発の1 - 悠々遊きまぐれ写真館

5) 中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

 
撮影データ画像②
2023年4月17日
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuso-GTi+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)+2倍バローレンズ(Vixen)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存。
RGB24、Area2712x1538、Offset=20Gain=300、Exposure=1s×約180枚
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
同条件で、3枚の画像を得る。ステライメージLiteで、前処理・加算コンポジット。画像調整。
Microsoftフォトで、色・明るさ調整。スポット修正(輝点ピクセル削除).
 
撮影データ画像③
2023年4月17日
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuso-GTi+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存。
RGB24、Area2712x1538、Offset=20、Gain=300、Exposure=1s×183枚
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
ステライメージLiteで、前処理・1枚で加算コンポジット。画像調整。
Microsoftフォトで、色・明るさ調整。スポット修正(輝点ピクセル削除).
 
撮影データ画像④
2023年4月17日
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuso-GTi+UV IR-CUTフィルター(PlayerOne)
SharpCapPro4.0でライブスタック、Save exactly as seenでPNG保存。
RGB24、Area2712x1538、Offset=15、Gain=300、Exposure=1s×91枚
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
ステライメージLiteで、画像調整。
Microsoftフォトで、色・明るさ調整。

(追記、覚書)
本日の電視観望メニューは
①4月の星空撮影(平松雑草公園)
②プレートソルビング動作チェック(ベランダ観測所)であった。

①終了後、快晴・大星夜に気づく、②は、プレートソルビング動作せず、星図をH17から、D20に変えたからか?大星夜もったいないと、通常のアライメントと自動導入で挑むが、既に冬の星々は無く、見知らぬ夜空。アライメント失敗で途方に暮れ.撤収。そうだ!ベガならわかると、メダカ部屋観測所からの追加観測を館長に申し出る。館長は快く許可してくれた。(^_^;

電視観望第③部 こと座(ベガ、M57リング星雲、M56球状星団)の始まり、
立地条件から、ベガによる1スターアライメント。自動導入ズレまくり、運を天に任せ、M57ヘ、SharpCapのパソコン画面を目を皿にして探す。有りました!画面中央上、ほぼ端ギリギリ星より少し大きい丸いオレンジのしみ。これに違いないと当たりをつけ、指で中央までの間隔を計る。明るい星を同じ感覚で下ろせば、ほぼM57が中央にくると考え、露出を0.25秒に変更。M57は見えなくなる。SynScanProを操作して、見えないM57を中央へそして記録撮影。M56も同様にして撮影。
画像を確認。M56、M57の存在を自分で確かめられた。

しかし、小さいね。もっと大きくならないかと考える。MAK127とレデューサで、惑星状星雲を撮影したブログを思い出す。MAK127で導入・・・自信ない・・・FMA135+2倍バローで同じぐらいのF値。やってみるかで、画像②撮れた。M56は雲に隠れ少し残念。

ドタバタだが経験値は得られた。次の観望につなげて行く。