よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録020(オリオン座 NGC2112散開星団)

2023-03-30 07:00:00 | NGC天体他

3月28日夕方晴れのち薄曇り(平松雑草公園建設予定地)

 

NGC2112(オリオン座、M78星雲の右上、巨大散光星雲バーナードループの中の90個あまりの星がつくる散開星団)

FMA135+Neptune-CⅡ+UV/IR カットフィルター(PlayerOne)

SharpCapPro4.0にてライブスタック Save exactly as seenにてPNG保存

見出し画像(一部トリミング)撮影データは最下部へ掲載。

中心部拡大

本日の目標は、火星と月の接近、冬のダイヤモンドの眼視観望、オリオン座の散開星団の電視観望と撮影。

月と火星の接近は、昨日のブログに記録した。

最初の散開星団はNGC2112。取りあえず撮れたが、赤いバーナードループは写らず、これがNGC2112かどうか「星雲星団ウォッチング(浅田英夫著)」で見るも確証は持てず、拡大したり回転させたりと、いろいろやって、ネットで画像を検索してやっと確認できた。AZ-Gtiの自動導入でど真ん中に入っていた。

画像だと地味。上述の本でも、双眼鏡や8cm60倍で楽しむような記述あり。

 

さて、冬のダイヤモンド。眼視だと一望できる。月明かりでほどよい星の量。月がダイヤモンドの中にあり美しい。星座ビノでは、一つひとつの一等星が美しく見えた。

 

初めての天体望遠鏡持ち込みということで、ファインダーと天体望遠鏡の中心合わせ。いつものNTTの電波塔は無い。

あたりを見渡すと、ありました。

対岸のさくら。

そして、アライメント。ピント合わせ。

テスト電視観望はM42オリオン大星雲

右上にかすかにランニングマン星雲。

調子よし。やるぞ!と思った矢先、「キィーキィーキィ」の大合唱。

多分猿が「帰れ帰れ」と言っている。無用な争いは避けるため、予定より早く撤収。

 

撮影データ

[Neptune-C II (IMX464)]
Capture Area=2712x1538
Output Format=PNG files (*.png)
Temperature=16
Offset=20
Analogue Gain=306
Exposure=4.000s
ホワイトバランス(Auto)
ダーク補正(あり)
Notes=
TimeStamp=2023-03-28T10:14:40.4966988Z
SharpCapVersion=4.0.9538.0
ダーク補正ファイルを過去のもので流用したため、M42の撮影でホットピクセルあり、その部分はトリミングした。