よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録010(Ori 燃える木と馬頭星雲)

2023-03-10 20:38:24 | NGC天体他

ケガの功名でやっと撮れた「燃える木と馬頭星雲」

今日からは天体望遠鏡をFMA135にして、電視観望を続ける。

これからしばらく月の出は遅い。私の電視観望タイムは月の出の前に終わる。(自主規制中)

本日の狙いは、燃える木と馬頭星雲。SVBONYの光害カットCLSフィルターで試してみる。試しのオリオン大星雲・・・順調、次はターゲットの燃える木だ!

ライブスタック2分、画像の中央にシミが、昼間あんなに点検したのに、フィルターに汚れが・・・アクシデント何回目。ええい!フィルターなしでライブスタックだ!

冒頭の画像。

シミ写真はこの下のもの。(かなりトリミング済)

撮影データ

FMA135十Neptune-CⅡ十AZ-GTi(ノーフィルター)

SharpCapPro4. 0で、4秒x216枚ライブスタック

ダーク補正あり。

Winフォトでトリミング回転・色調整

[Neptune-C II (IMX464)]
Colour Space=RGB24
Capture Area=2712x1538
Output Format=PNG files (*.png)
Temperature=21.6000003814697
Offset=26
Analogue Gain=302
Exposure=4.000s
Hot Pixel Sensitivity=8
SharpCapVersion=4.0.9538.0

 


電視観望の覚書002(収差)

2023-03-10 12:12:00 | 覚書・機材
見出し画像は、iPhone SE(第3世代)とアプリ(夜撮カメラ4)で撮った月齢17の朧月
 

昨夜はRXA124の最終テスト。

月がのぼる前にさっさとやろうとするが、初心者の悲しさかレッドドットファインダーとRXA124の中心を合わせられない。
シリウスダメ、遠くの町明かりダメ、燈台チカチカダメ。30m先の街頭であわせ、町明かり、シリウスとあわせ、シリウス・オリオン大星雲でSharpCapのピントアシストを併用してピント合わせ。さらにAZ-GTiのアライメントで30分以上かかってしまった。
やはり多くのアマチュア天文学者がネットで語っているように、初心者には昼の調整や準備は欠かせない。

今夜は、CLSフィルター(SVBONY)とCeres-Cで、オリオン座の燃える木星雲と大星雲がターゲット。
 
強風の中、ゆれるベランダ観測所では、ライブスタックの画面も揺れる。
どうにかオリオン大星雲は撮れたが、非点収差で星が楕円。これが非点収差かと逆にへんな感動あり。道理で高倍率で、火星や木星が彗星や三色ダンゴに見えるはず。
 
燃える木星雲は、色全く出ず、存在さえわからず、そもそもアルニタク(オリオン座三つ星の左端の星)ある?
気疲れで撤収を決める。
 
ちょっと悔しいので、登ってきた朧月を強風で揺れる三脚を抑えながらiPhoneで撮った。(また電線も写りました。)
色はこんな感じですが、もうちょっと綺麗に写ってほしい。
 


RXA124のまとめ
1.F4と明るい鏡筒なので、月は綺麗に見える。明るすぎるのでNDフィルター使用のこと。
2.焦点距離300mmは、満月を1/3CMOSカメラで撮ると、画角ぴったり、動画は雲があっても、臨場感があり楽しめる。    
3.静止画は、コリメート撮影より楽だが解像度は今一つ。主鏡が球面鏡だし.主鏡の光軸調整してない。(今の私のレベルでは無理)
 
う~ん
新しい天体望遠鏡
EDレンズ使用のEVOGUIDE 5O EDⅡ、
パラボラ鏡P114N、P130N・・・物欲が・・・湧く・・・。