陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

本日はオレンジデー

2009-04-14 | 自然・暮らし・天候・行事

きょう一日がなにかの記念日だと思うと、その日いちにちをたいせつに過ごしたくなる。だから、記念日って必要なのかもしれない。
嬉しいことはすぐさま忘れ、辛いことばかり思いうかべてしまう人間にとっては、悲しい記念日ばかりを思いとどめてばかりいる。

きょうはとりたてて自分にとっての記念日ではないけれど、お百姓さんにとってはだいじな記念日のようです。
その名も、オレンジデー。

いく房も実をわけるオレンジは、多産のシンボル。欧米では新婚のカップルにお祝いとして贈られるのです。三月十四日のホワイトデーとかけて、愛むつまじい夫婦や恋人たちを称え、オレンジやオレンジ色のプレゼントをしようというもくろみ。
商業主義だなとは思うけれど、九〇年代のオレンジ輸入自由化で生産が減少したみかん農家の窮地をすくうものとして、期待されもするでしょう。

ちなみにお隣の韓国じゃ、四月十四日はブラックデー。バレンタインでもホワイトデーでも恋人のできなかった者が黒づくめになって、ジャンジャン麺とやらを食す日なのだそうな。ちなみに五月十四日はイエローデーで、この日までに恋人ができないと黄色い服着てカレーライスを食べないといけないらしい。アパレル業界と飲食業界の活性化。

オレンジといえば、自分にとっても忘れられない色ではあるけれど。
言われてみれば、冬場のみかんだけでなくて、年じゅう、みかんは食べていますね。グレープフルーツとかアメリカ製のオレンジとか。ひとから貰うんです。といいますか、お年寄りって大きなみかん、好きなのね。バナナよりも、メジャーなのかな?
ところで、はっさくとか酸っぱいみかん食べると、私はかならず歯がいたくなりませんかね。ただし、はっさくだけで、レモンとかすだちとかならだいじょうぶなんです。どうしてなんだろうか?

そんな私は、きょうも夕食のデザートに頂いたグレープフルーツを食べていました。

むかし、大学寮に住んでた友人が、無類のグレープフルーツ好きで誕生日にプレゼントしたことがありました。彼女は、砂糖をかけて甘くして食べるのが好みらしくて。私もやってみましたが、砂糖が溶けなくてざらついてイヤなので、やめました。

そんなオレンジーデーが終わりますが、やはりとうめん、気分はブルーデーといったところでしょうか。
きょうは夕方から雷がひどかったですね。



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