物持ちがいいほうなので、ついつい何年も使いこんでしまうことがあります。
とくに直接身に着けるもの。
PCなどと違い性能が落ちる、規格が古くなるというリミットがないため、愛着が湧いてしまいます。その代表格が衣料品、とくに冬場のみ着用するものです。
手袋はとくにブランド物ではないが自分の眼にうつりやすいので、気に入ったものを長く使う癖がどうしてもあります。
私の場合、無地で黒目のもの。
ビジネス用でもバッグに潜ませても目立たないものです。逆に私用のものはかなり派手めの色にしています。鞄のなかですぐに見つけやすいようにするためです。手袋とハンカチは、どこにいったかわからなくなるものナンバーワン。とくに二対揃わないと困るので、探す手間を省きたいものです。
さらにプライベート用の手袋は、軍手みたいに突起物がついているタイプにしています。
自転車に乗る時や、外でとっさに作業をするときに便利です。グリップがあれば滑り止め防止にもなりますし、金属面に触れないので暖かいですよね。
庭の手入れ用の手袋は、丈夫な厚めのゴム手袋か軍手にしていますが。
固めのゴム手袋ですと、指にまめができて痛いのです。そこで、内側にヘアカラー用の薄いプラスチック製の手袋を嵌めることに。作業後の脱いだときに汗だくでぬるぬるするしますが、地肌が潤っているので皮膚を傷めることはありません。バラの茨の処理用にも革製の手袋などがありますよね。橙（だいだい）の木は刺がよく出ているので、ガードの高い手袋が欠かせません。土仕事用の手袋は洗って中をきちんと乾燥させないといけません。手袋用の物干し台も購入しました。
ところで、普段づかいの毛編みの手袋。
数箇月使えばすぐ毛玉がつきますよね。毛玉取りですいすい削られてきれいにはなります。
…ところが！
手袋が何となく痩せて、隙間が空いたようになりませんか？ 毛玉はもともと編まれていた繊維がでてきたもの。なので、毛玉が多くなった時点で、その手袋はもう寿命と考えた方がいいです。
私が使っているのは、安く買ったもの。なので、あまり編み方がよくないのでしょう。
毛玉取りでキレイになって満足したけれども、やりすぎて穴が開いたりしてがっかり。手袋を嵌めたまま毛玉取りをしたのもよくなかったのでしょうが。平置きだとやりにくいんですよね。
最近は、百円均一ショップでも手ごろな手袋が売られています。
毛玉取りを失敗して気落ちするぐらいなら、もう新しいのを買い揃えてしまったほうがいいのかもしれません。消耗品だと思えば、最初からすぐ使えなくってもガッカリ感は少なめ。
ぼんやり百均をのぞいていたら、わりといいデザインの、しかも突起付きのタイプが売れ残っていて嬉しくなりました。春先のシーズオフなので、在庫をさばきたいのでしょう。暖房家電もそうですが、二月三月が買い時。来年用に買い置きしておきます。
古くなった手袋は、作業用にリサイクルしようと考えています。
私の場合は庭や畑の作業用ですが。人によってはペンキの塗り替えだとか、車両の手入れだとか、DIYだとか、いろいろでしょう。古い手袋はスポンジ替わりに手で磨けばそのまま捨てられますので使い道はたくさんあります。
手袋を使い捨てにしようと思ったのは。
空き家に大量に安い業務用軍手があったことです。ホームセンターで安く売られていますよね。洗うのが面倒だし、一時雇いの作業員用だったのでしょう。工具ともども、これがあるおかげで、空き家の片づけにとても重宝しました。
ところで、手袋と同じで、家によくあるものは、マフラーです。
これも、古くなったものはルームウエア用、もしくは畑での作業用におろしています。ウォームネックがよく売られていますが、最初からハイネックのセーターを着た方が暖かいですし。
マフラーは長さを調節できたり、幅広でしたらひざ掛けがわりにもなりますよね。繊維が丈夫でしたら応急措置用のあて布がわりにするとか、敷物になるとか、保護材にするとか。とにかく活用範囲が広いのではないでしょうか。昔の人が着物を布団代わりにしていたのと同じ要領で。
なので、マフラーだけは古くなっても捨てていません。
プラスチック袋有料化でマイバッグの持参が日常化しておりますが、個人的に風呂敷文化は復活させてもいいのではないかと思う今日この頃です。ヲタクグッズに加えたら、たぶん売れると思いますけどね。
（2022/03/11）
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