確かに有力は有力と言える馬が数頭いるが、それぞれに順調さを欠くなにかを持ってるのが気になるw
小生はイルーシヴパンサーが一番気になっているんだが
ソーヴァリアントには思い入れがあるのも事実(^_-)-☆
この母親のソーマジックは桜花賞3着馬だが、この年の桜花賞は小牧太初クラシック勝ちのレジネッタ(12人気2着に蛯名のエフティマイア(15人気)そして生涯でただ1度馬券になったソーマジックが3着(5人気)で今は亡き後藤騎手が乗ってた
3連複80万近い大穴になった大荒れの桜花賞で、何を隠そう小生はエフティマイア+ソーマジックのワイド馬券を取らせてもらった思い出深いレースなのだ→22260円馬券
本来ならここでも◎を打ちたいぐらいなんだが横山武が気に入らんw
それなら復帰後まだ重賞を取っていない北村友一を推したいが・・・
【中山記念(G2)展望】スタニングローズらG1馬3頭VS逆襲の大器ソーヴァリアント! 春のG1戦線を見据える好メンバーが集結
26日、春の中山開幕を告げる中山記念(G2)が行われる。今年はG1馬が3頭出走を予定しているが、人気を集めるのは“第4の馬”になる可能性が高そうだ。
まずは昨年の秋華賞(G1)勝ち馬で、オークス(G1)でも2着に入ったスタニングローズ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)を取り上げたい。
2021年6月に新馬で敗れたスタニングローズ。牡馬相手にレースをこなしながら、徐々に頭角を現していった。2歳時は5戦1勝に終わったが、3歳時は初戦のこぶし賞(3歳1勝クラス)から秋華賞まで5戦して4勝、2着1回の好成績。世代牝馬の代表格へと上り詰めた。
ところが、秋華賞後に挑んだエリザベス女王杯(G1)で古馬を相手に14着大敗。初の重馬場に加え、秋3戦目というローテーションで見えない疲れもあったか。その後は招待を受諾していた香港ヴァーズ(G1)を見送り、ノーザンファームしがらきで調整されていた。
年が明けて、1月下旬に中山記念での始動が発表されると、2月上旬に栗東に帰厩。これまで通り、坂路を中心に徐々にピッチを上げてきている。
今回は3か月半の休み明けとなるが、これまで3か月以上の間隔を空けて臨んだレースは2戦2勝。中山コースもフラワーC(G3)と紫苑S(G3)で制している得意舞台で、久々の牡馬相手でも勝利に近い存在なのは間違いないだろう。
ただし、今回は近3走を含めてコンビ通算4戦3勝の坂井瑠星騎手がサウジアラビアへ遠征するため、鞍上が変更予定。代打を務めるのは、過去に2度手綱を取っている吉田隼人騎手だ。三度目の正直でコンビ初勝利を挙げることができるか。
20年のホープフルS(G1)をデビュー3連勝で制したダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)は、その後2年以上にわたって勝利がない。
もともと2歳チャンピオンに輝いたときは、牡馬クラシック戦線の中心にいた素質馬だったが、3歳春から4歳春にかけて、骨折などで順調さを欠く時期もあった。
ただし、近4走は大崩れしておらず、昨夏の関屋記念(G3)と毎日王冠(G2)で連続3着、マイルCS(G1)と香港C(G1)で連続2着と、復活勝利まであと一歩のところまで来ている。
特に近2走は北村友一騎手とのコンビで完全復活は秒読み段階。大ケガで長期間に及ぶリハビリも経験した鞍上にとっても、レシステンシアとのコンビで制した21年阪急杯(G3)以来、2年ぶりの重賞制覇が懸かる。人馬ともにファンも待ちわびる久々の重賞勝利をここで飾れるか。
3頭目のG1ウイナーは、21年NHKマイルC(G1)でタイトルを獲得したシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)。同年秋の毎日王冠でダノンキングリーを撃破し、マイルCSでグランアレグリアの2着に食い込み、次代のマイル路線を牽引する存在とみられていた。
ところが昨年は初戦のドバイターフ(G1)で8着に敗れると、安田記念(G1)でソングラインに惜敗。秋はスプリンターズS(G1)9着、マイルCSは1番人気を裏切っての5着、そして香港マイル(G1)が最下位9着と精彩を欠いている。
早熟説も浮上する中、迎える5歳初戦は19日時点で鞍上未定のままだ。主戦のC.ルメール騎手がサウジアラビアへ遠征のため不在。そして、これまで4度騎乗している横山武史騎手は他馬とコンビを結成する。果たして誰がシュネルマイスターに跨るのかにも注目が集まる。
そして、その横山武騎手がコンビを組むのが“第4の馬”ソーヴァリアント(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)である。
ソーヴァリアントほど運がない馬も近年いないだろう。
2歳時にはデビュー2戦目で“初勝利”を挙げたものの、数日後の薬物検査でカフェインが検出され失格。結局、勝ち上がりには4戦を要する羽目になってしまった。
3歳夏には順調に勝利を重ね、セントライト記念(G2)で2着に入り、賞金加算に成功。暮れのチャレンジC(G3)で重賞初制覇を飾り、ようやく軌道に乗り始めた。ところが、古馬になって初戦の中山記念を前に骨折が判明。さらに休養明け初戦のオールカマー(G2)でレース中に心房細動を発症するなど度重なる不運に泣いてきた。
それでも前走のチャレンジCで連覇を果たし、春の大目標・大阪杯でのG1初出走へ賞金面の心配もなくなった。昨年は幻となった中山記念でG1馬3頭をまとめて負かし、有力候補の1頭として大阪杯へ駒を進めることができるか。
この他には、2年前の当レース覇者で2度のG1・2着があるヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)、前走・京都金杯(G3)を勝利し、連敗を止めたイルーシヴパンサー(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎)、昇級初戦の前走・中山金杯(G3)でゴール前の大接戦を制したラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)、藤田晋オーナー期待の5億円馬ドーブネ(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎)など、好メンバーが一堂に会する。
春競馬の訪れを告げる一戦で勝ち名乗りを上げるのは、果たしてどの馬か。注目の中山記念は26日、15時45分に発走を迎える。