yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

第34回峰水会展出品

2017-07-31 06:00:00 | 書道(月例作品・展覧会作品など)

私が三十年近く習いに通っていた書道教室主催の『峰水会展』に4年ぶりに出品しました。

去年、友人が出品したのを観に行った折、先生にお会いしました。
お歳は90歳。背筋はピンと伸び、とてもお元気です。

教室は4年も休会している状態ですが、書道展だけでも出品してくださいと声をかけていただきました。

で、半折1/2 の大きさに挑戦しました。





『思無邪』 しむじゃ
  思い 邪(よこしま) 無し

論語の中の一節で、「純粋な心で、邪悪の念が無い」
「心情をありのままに表わし、少しも飾らない」 という意味です。

書道の先生だった義父は、小学校の校歌を揮毫したり、字体辞典を作ったりしていました。
おっとの実家の整理に行った時、義父の書道の本、紙、硯などを持ち帰りましが、
その時、大きな紙に朱墨で下書きしてあった「思無邪」という字を見つけました。

展覧会出品再開の記念に、この字を書こうと決めました。
父は草書で書いてありましたが、私は破体書で。
「思」「邪」は草書で、「無」は隷書で書き、「思」は青墨を薄めて濃淡を出してみました。

青墨の濃淡を出すのはとても難しく、偶然性もあるので、もう少し多く書き込めばよかったな~と思います。
おっとは、今までに無いくらい動きがあって良かったと言ってくれましたが・・・
自分としては、これで良い・大満足という字にはなかなか辿りつけません。

来年も出品する予定で、次は大作に挑戦してみようと思っています。
題材はもう決めてあり、前後左右の組み合わせを考えて字体を決めていきます。


余談ですが、聞き慣れないこの言葉は、
江戸末期の薩摩藩主・島津斉彬が座右の銘としていたそうです。
鹿児島の「仙巖園」に隣接する「尚古集成館」に本人の肉筆が残っているそうです。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (kazue)
2017-07-31 11:44:29
書道の事は無知なんですが、書体が温かくて、柔らかみか゛あって、とても素敵です。

日本間に飾りたいです。

言葉の意味が良いですね。
返信する
kazueさんへ (yopiko)
2017-08-01 21:00:29
 コメントありがとうございます。
素敵と言っていただけて、とても嬉しいです。
ありがとう~!!

今回はブログ上でも、友人にもお知らせはしませんでした。
来年はお知らせしますネ~
返信する

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