神に生かされた人生!

日々の生活の中に出来事や、アフリエリトを紹介します。

最後の聖火ランナーデマス選手のマラソン中、妨害者を遮った、勇敢なギリシャ人

2016-08-20 07:28:53 | キリスト教
 

先週から始まった

リオ・オリンピック

開会式の最終聖火ランナーは

2004年のアテネオリンピック

男子マラソン銅メダリスト

デリマ選手

 

デリマ選手はレース本番

36キロ付近まで

トップで走っていましたが

突如、一人の北欧系の方に

妨害されて沿道に押し出され

そうになります。

 

デリマ選手は

妨害によって10秒間身動きとれず

20秒間のタイムロスを

経験しますが、

その後、再び走り

満面の笑みで

競技場の観衆に投げキッスを

送り

見事完走を遂げて

天を仰いで主イエスに

栄光を帰しました。

さらに膝まづいて

最後まで走らせて下さった

創造主に感謝の祈りを

ささげました。

 

デリマ選手を助けたのは

警備員でも大会関係者でもなく

沿道から数百メートル離れたところに

お住まいの一人のギリシア市民

当時53歳のセールスマン

ポリヴィオス・コシバスさんでした。

 

コシバスさんは沿道のロープをまたぐやいなや

デリマ選手の走行を妨害する人を

デリマ選手から引き離します。

 

この時、デリマ選手は

妨害者に刃物で刺されて殺されるかもしれない

恐怖心で覆われたそうです。

この表情は

まさにそれを物語っています。

 

コシバスさんも

妨害者が強器(刃物、ピストル・・)

をもっているかもしれないと

わかりつつも

瞬間的に勇敢な行動に出たのです。

 

「自分は殺されるかもしれない」恐怖心に

おびえたデリマ選手に向かって

コシバスさんは

「GO!GO!」

と叫びながら

デリマ選手を精いっぱい押し出します。

このコシバスさんの

「ひと押しとひとこと」

死の恐怖心で凍りついた

デリマ選手の心と体に

走り続ける勇気を

もたらしました。

 

 

GO! GO!

と叫ぶコシバスさん

 

GO! GO!

確かにこの言葉は万国共通ですよね!

 

特に動画で見ると

最後のコシバスさんの

右腕のひと押しは実に

パワフルでした。

 

話は、ここで終わらない・・・

 

 

ブラジル中の人々が

デリマ選手を

助けたコシバスさんの

勇敢な行動に

感銘を受けて

 

なんと、ブラジル国が

コシバスさんご家族を

ブラジルに招待し

 

オリンピック後に

ブラジル国内で行われた

記念式典で

デリマ選手とコシバスの再会の場面を

設けました。

(お二人はレース後の初再会だった!)

 

そして、デリマ選手とコシバス選手は

多くのブラジル国民の前で

感動のハグをするのです!

 

デリマ選手いわく

「神様が、彼(コシバスさん)を、

あの場所(36キロ地点)に、

あえて

置いて下さった。」

 

神はわれらの避け所、

また力。

苦しむとき、そこにある助け。

(旧約聖書 詩篇46:1)

 

 

「彼(コシバスさん)は、

私にとっては、一人の兄以上の存在です。

彼は、私にとって、天のみ使いのようです。」

 

一方、デリマ選手を助けたコシバスさんは

次のようなコメントを残しています。

 

「私は、当たり前のことをしただけです。

おかげで、ブラジル人の弟ができて

感謝で、嬉しいよ。」

 

マラソン競技妨害行為は

あってはならない行為ですが

 

全能の神は

どのようなアクシデントの中でも

働いて素晴らしいことを

なさることが

おできになるのですね。

 

一人のギリシア人と

一人のブラジル人の

思いがけない出会いが

ギリシアと

ブラジルの国同士の友好関係にも

大きな祝福を与えることになりました。

 

これこそ

平和の祭典

国家を越えた

愛と平和の祭典にふさわしい

感動の一こまですね。

 

今回のリオ・オリンピックで

国家を越えた友情

のドラマが

選手間だけでなく

選手と観客の間でも

繰り広げられていくことでしょうね!

 

誰がメダルとったか?

どこの国が何個メダルとったか?

記録はどうだったか?

そういう興味・関心も

良いと思いますが

どのような「和解」や

「励まし」「慰め」

「友情」「愛」・・・を

垣間見ることができるか?

楽しみは尽きませんね!

 

私もかつて神学校時代

ブラジルに2ヶ月半

滞在した時

ポルトガル語会話を

一生けんめい

勉強したのですが、

 

今では

すっかり忘れてしまいました・・・。

 

よく使った表現が

ムイト・オブリガード!

大変、ありがとう!

 

開会式を観ながら

 

聖書で約束している

これから起こる出来事についての

預言を思い出し

心が

躍動させられました。

 

 彼らは、新しい歌を歌って言った。

「あなたは、巻き物を受け取って、

その封印を解くのにふさわしい方です。

あなたは、ほふられて、その血により、

あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、

神のために人々を贖い、
5:10 私たちの神のために、この人々を王国とし、

祭司とされました。彼らは地上を治めるのです。」

(新約聖書 ヨハネの黙示録5:9~10)

 

その後、私は見た。

見よ。あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、

だれにも数えきれぬほどの大ぜいの群衆が、白い衣を着、

しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立っていた。

(新約聖書 ヨハネの黙示録7:9)

 

 

この試練がなければ

この出逢い、この祝福もなかった・・・。
 
今日、私たちが
直面する
辛い試練の中にも
必ず神様が
備えてくださる
救いの道があることを
信じ期待して
歩ませていただきましょう!
あなたがたのあった試練は
みな人の知らないようなものではありません。
神は真実な方ですから、
あなたがたを耐えることのできないような
試練に会わせるようなことはなさいません。
むしろ、耐えることのできるように、
試練とともに、
脱出の道も備えてくださいます。
(新約聖書 1コリント10:13)
 
 
苦しみに会ったことは、
私にとってしあわせでした。
私はそれであなたのおきてを
学びました。
(旧約聖書 詩篇119:71)
 
 
 
 
オリンピックの感動を
与えてくださる
すべての皆さんに
そして
愛と平和に満ちた主に
ムイト・オブリガード!
 
 
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