函館本線と時計職人

どうも。yonghuaです。

本日も休日出勤でした(泣)
でも、明日は一日休めるので、嬉しいです！！
昼はスタジオ行って、夜は相方と友人NGPと食事の予定です。
たぶん、またなかざわに行く気がしてます。
この前もこの三人でなかざわでした。

ところで、超短期間北海道旅行で一番驚いたことをいきなりですが、書きだします。

急速に低気圧が発達した日に、札幌から小樽に観光しようと行ってきました。
新千歳～小樽間を走る快速列車(エアポート)に札幌駅から乗車。
運賃に＋300円で指定席にできます。←スペースが広いので、足をのばしてゆったり座れます。おすすめ。

小樽までおよそ40分に電車の旅です。
今回は地図とか路線図は持っていかず、しかも北海道の地理に全く詳しくないので、どんなところに線路が敷かれているのか検討もつきませんでした。
平坦なところを走るのかな～　ぐらいにしか思っておらず、正直寝ててもいいかなぐらいに思ってました。

札幌駅周辺はものすごく都会で、ビルやマンションが建ち並び、一見するとこちらがイメージしている“北海道らしさ”は全く無かったです。
札幌駅を離れていっても、戸建てやマンションが多く、郊外に人が広がっていってるんやな～と実感しました。


しばらく走ると、突如視界に海が飛び込んできました！！
えっ！？
海やん！！
なんで！？？

しかも、なんでこんなとこに電車はしるん？？
ってぐらいに、海と崖のきわきわを走ってるんです。
のっけた写真は、車窓から撮ったもので、決して砂浜に降りてとったもんじゃありませんよぉぉ。。

写真じゃようわからんけど、この日海は大しけで、高波が防波ブロックにあたっては砕け、あたっては砕け。。大波がきたら、確実に車両ごともってかれそうな所を電車は走ってました。

っていうか怖いんですけど。。
右は海、左は海食崖。。
しかも昨夜降った新雪が、古い雪の上に積もったばかりで、表層なだれでも起こるんやないかと、、小心者のわたくしはドキドキしておりました。

でもでも、車窓からの海の迫力にはびっくりです！！
驚きだし、感動です。
こんな悪条件なところに線路をとおさないかん理由もきっとあったに決まっています。不勉強でそこんところはわかりませんが、当時はトンネルを掘るよりは、こちらに通した方がよかったんかな～　と勝手に思ったりして。。。
関係ないかもしれんけど、この路線に、北海道のフロンティアスピリットを感じてしまいました。

海岸線に沿って、強風で今にもとんできそうな漁師小屋？がポツンポツンとありました。砂浜が侵食されて、そこの小屋の土台もそろそろやばく、大丈夫なのか？と思い、同時にものすごく侘しい気持ちがしました。

雪んなかに小屋が埋もれてます。
で、海からダイレクトに容赦なく風、波が打ちつける。。

なんだか、これで詩(演歌風)が書けそうですね。。
漁師小屋＋荒れる海＋かもめ
です。
これ、確実に書けますね。。

ついでに2番目に感動したことも調子にのって書いてしまいます。

なんのことない、お約束の“札幌の時計台”です。

定番中の定番なので、最初は行かなくてもいいんじゃないかと思いプランに入ってなかったんやけど、近くを通ることになったので、そんなら　ってことで行ってみました。

時計台はビルに囲まれ、ようみとらんと見過ごしてしまうような佇まいでした。
一応写真だけとって帰ろうと思ったけど、せっかくだから中に入りました。

中はよくありがちな資料館でした。
北海道の開拓の歴史、外国人講師、そして時計台のこと、その辺はさら～って見て、2階へ。。

お時間ある方、2階へ行って、大きなスクリーンで紹介VTRを是非観て下さい！！
時計台がいまだに、おもりで動いていることがわかりました。
そして、週に2回、おじいさんがおもりで伸びきったワイヤー？を巻くそうです。
かなりの力仕事らしく、巻ききるまで何回か休憩を入れる　ってことまで紹介されてました。

VTRに出ていたおじいさん(職人)が、すべてのメンテをしてるみたいです。
後継者はいるのかな～っと勝手に不安になりつつも、時計台のしくみ、おもしろい！と思いました。
前を素通りしないでよかったです。

おじいさん、これからも頑張ってほしいです！

なんやら北海道の思い出＝函館本線と時計台のおじいさんになりそうな勢いです。