コメディアン大統領が当選して最初にしたことは議会の解散だった。
どうやら賭けは報われたようで、大統領の政党「国民の奉仕者」は過半数の勢いという。ここ
最初はゼロ。候補者は既成政治家ではなく、ネットで募集したという。
要するに素人集団だ。
国民は「希望」に賭けたのだ。
これまで口先だけでできたことのない既成政治家は信用できないというわけだ。
希望は失望に変わるかもしれないが、よくなるほうに賭ける。
それほど腐敗していたのだろう。
仮に、失敗したとしても、何かを学ぶことはあるはずである。
ただ、今は失敗のことなど考えず、明るい希望に向かって進むことだけを考えればいいの
だと思う。
一方、英国ではボリス・ジョンソン氏に反発して辞める閣僚がゾクゾクという。
2年半試し失敗とわかったことをするよりも無手勝流のジョンソン氏のやりたいように
やらせばいいと思う。
EUが厳しい対応をしたのは、無茶をしないことがわかっているメイ氏にプレッシャーを
かけることで離脱断念を期待していた可能性大である。
つまり、わざと呑めない案を出していたということだ。
英国が打撃をうけるということは、EUにとっても同じ打撃になるはずだ。
ジョンソン氏のようなタイプの方がEUからの妥協を引き出せる可能性は大きい。
そのためには、行動を縛ることは差し控えたほうがいい。
だが実際は逆方向に動いているように見える。ここ
大事なのは国であり、国民だ。
いつでもストップはかけられる。なんでこういうことがわからないのだろうか。
押してもダメなら、引いてみろ、という。
同じことをしていては何もかわらない。
緊急時・異常時には、違ったルールがある。
ウクライナと英国、10月にはどのように変わっているのだろうか。