喜寿から始まる

気づき・観察・発見・元気キレイ・自分らしく・生きる

ダロック前英駐米大使のリークと英国人のダブルスピークについて

2019年07月14日 | 日記

まだまだリークが続いている。

内容については、アメリカのニュースメディアをフォローしている者については
特に驚くことはない。
オバマ前大統領とトランプ大統領の確執については周知のこと。
イランの核合意についても、勿論、オバマがまとめたものは壊したいという内なる思いが
動かしたことは、おそらく、広く知られていることと思う。

なぜ、わかりきったことを尤もらしく、本国に報告するのか、疑問に思っている。

かれこれ50年前に、英国に3年ほど居住することになった。
その時受けたアドバイスは英国人のいうことを真に受けてはいけないということだった。


今回のリーク事件を受けて英国人のジャーナリストの記事をみた。ここ

そこに以下のような内容があった。50年前に受けたアドバイスと同じである。

  

ということは今も変わっていないらしい。
更に、受けたアドバイスには、貴族層とかエリート層についてのものもあった。

そういう英国人の、エリートの大使の、あまりにもあからさまな表現には違和感を持った。
本人の意見としてではなく、マスコミ等の意見として間接的に伝えることもできるはず
だからだ。

ダロック氏は野心家と見た。
ということは、こういう表現が歓迎されたのであろう。
そして、同じ仲間内の気安さが、油断を生んだのではないだろうか。
ネット時代のハッキングの怖さに鈍感だったと思われる(内部者の仕業のようである)。

この記事の筆者Matt Potter氏のいうとおり、英国人の知恵である、弁解の余地を残した
表現(ダブルスピーク)をしなかったというのは狂っているということになるのだろうか。

 

考えさせられることである。