喜寿から始まる

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世のかな・社会・世界で最も平等なものって何だろう?

2018年12月10日 | 日記

何だろう?

世界をたくさん見てきた。旅行してきた。
みんなに平等に与えられているものってあるんだろうか?

海をみて山を見て木々を見て平原をみて感動してきた。
建物や絵画のようなものを見て感動する。

でもどこに行っても感動するものがある。
夕日をみて、朝日をみて感動する。
夕日や朝日は日本にいても見られる。
それにも関わらず、私たちは夕日を朝日を(夕日と朝日はある意味ワンセットかも)
求めて、例えばグランドキャニオンに行く。サハラ砂漠にいく。

それはやはり感動だ。時間をかけ、金をかけていく価値がある。

朝日、夕日は、海から海にもあれば、山から山へもあれば、建物から建物へなど
いろいろである。

でも、いつでも、心にかかるものがある。
移動中のバスの窓からみる空、そこに浮かぶ雲に魅せられることがしばしばある。
何はなくても空さえ見るとハレバレする。
何か感動する。
サンクトペテルブルクからペトロザボーツクに行く途中の空も忘れられない。
オネガ湖のキジ島へ行ったときである。
途中、何もない。でも空だけはいつもあった。
北に近くなるからか、何か色が色彩が薄いように感じた。空気が薄く感じた。
頼りなく感じた。それでも。そこにしっかりとあり、変化を見せていた。

海のない国はある。日本のように四方を海に囲まれていても、海辺に住んでいない限り
毎日海を見ることは出来ない。
でも空は、家の中にいても窓から見える。窓から顔を出せばいつでも見える。
海のないところでも空だけは見える。
そして空は刻々と変化している。

空気を挙げる人がいるかもしれない。でも空気は見えない。
空は見える。
いつもありながら、いつも姿を変えている。これほど不思議なものはない。
空を見れば、それの広さだけ(それ以上のどこまでも続く果てしなき広さ)
みる者の心を開けてくれる。私たちの魂というか、考えも解放してくれる。
軽やかになる。

ふと、天地創造の話を思った。
神はまず天と地を創られたという(つまり地球)。1日目。
そして2日目には、神は空をつくられたのである。

空だけはみんなに平等に与えられているのはないか。